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はじめに  作者: 師走
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愛とは


いつも使われていながら、それでいて使われているまさにその時にはあまり意識されない存在。


枝分かれするように、連鎖して繋がっていく存在。


他の多くの中に溶け込むように存在し、遠目から見るとその集合体(木)に意味を見出させるような一部分。


利用することも傷つけることもできて、


それは、定まりを知らない。常に動き、じきに


枠を超える。


また、強い。それは、不確定な力。ゆえに何物にも勝る強さ。


それ単体では意義を持たないが、他の存在と存在とを繋ぎ合わせられる。

またある時には喜びを、ある時には悲しさを、驚きを、口から漏れ出す苦しみも、怒りさえ表してしまえる、そんな存在。

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