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赤いトんぼ、あいつでも
きちンと小さく斜めに跳ねて、空を泳ぐ
それデもいずれは細長く伸びた草に着地して、そこへしがみ付き
またミんなの如く、ゆっくりと呼吸を整えるようにして
待っテなどと、どこかの誰かが言おうが言わまいが御構い無しに装い
自分モ勘定に入れない程の、阿呆な頭で
そのツまらない様にしか思えてならない、彼の地へ
焦点マだ、定まらぬうちに
又ふラふら、(それは風船の様に)浮き上がり始めて
目的ナんて、とうに忘れちまっているにも関わらず
全くイつもそうしているんだと言わんばかりに胸を張って、私には体力が尽きるのを楽しんでいる様にさえ見えた
………だろうにね。どうしてだろ、全員がそうなんだ。




