夫婦でお縄につきました
猫好きさんなら、きっとご存じの【さくら猫】。
耳に切れ込みがあり、さくらの花びらのような形をしている猫さんです。
去勢・避妊手術を受けることで、その土地で生きていくことを許されています。
「子どもができないようにするなんて可哀想!」と思われる方もいるかもしれません。
ですが猫さんには、実は明確な繁殖期がなく、季節に関係なく繁殖します。
年に三回ほど出産することもあり、一度に五匹前後の子猫を産みます。
さらに子猫は、半年ほどで出産可能な年齢になります。
そうなると、猫さんが一気に増えてしまい、地域によっては害獣扱いされてしまうこともあります。
人間と猫さんが共に暮らしていくためには、やむを得ない活動でもあるのです。
その活動も決して簡単ではありません。
猫さんを捕まえ、手術を行い、再び元の場所へ戻す――その一連の作業が必要になります。
野良猫さんは警戒心が強く、しかも頭がよく、運動神経も抜群。
餌をもらっていても、捕まえようとすると、するりと逃げてしまいます。
しかも行動範囲は平面ではなく立体的で広く、人間が追いかけるのは容易ではありません。
それでもボランティアの方々は、それぞれの猫さんの行動パターンを調べ、
捕獲して手術につなげる活動に、日々尽力してくださっています。
とはいえ、どの地域にも「どうしても捕まえられない猫さん」というのが存在します。
人が立ち入りにくい場所をねぐらにし、常に複数の逃走ルートを確保している。
罠にかかっても罠から脱出するという――そんな強者です。
少し前に語った【Last Cat Standing】で紹介した猫さんもそうです。
そんな中、まったく捕まらないことで有名だった黒猫さんが、
このたび、とうとう捕獲されたそうです。しかも奥さんと一緒に。
ボランティアの皆さん、本当にお疲れさまでした!
そして猫さん、これからもふてぶてしく、さくら猫生活を楽しんでくださいね。
祝! 100話♪




