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コキーユ:ル・カルコル娘

名前:コキーユ(Coquille)

種族:ル・カルコル(Lou Carcolh)


 巨大なカタツムリの殻の中に閉じこもっているル・カルコル娘。めったに姿を見せることはないが、別に外界が怖いとかではなく、ただ単に殻の中で惰眠を貪っているようだ。どうやら、殻の内部は適度に暖かく、湿っているようで、彼女にとって居心地のいい空間らしい。

 ヴァプールとは同郷で、昔馴染みらしい。


 普段はだらだらとしているが、実は俊敏に動けるとのこと。ただし、本人がそう言っているだけで、実際にその様子を確認できていないので怪しい点である。彼女の種族であるル・カルコルはとある国の南西部の地方にのみ伝わる非常にローカルな魔物で、巨大なカタツムリの姿をしているドラゴンだ。やはり、巨大なカタツムリの姿をしている以上、動きは遅いのではないかと考えられる。



追記)

 ブランメラから「ガルビュール」というスープを分けてもらった帰り道、たまたま彼女の近くを通りかかったところ、恐ろしいほど速い動きによって捕まってしまった。そしてそのまま殻の中に引きずり込まれてしまった。

 初めて殻の中に入ったが、ヌメヌメとした分泌物に覆われていた。確かに、入浴剤を入れたお風呂のような温かさと感触で、実際、その狭さがあまり気にならないほどには居心地が良かった。

 どうやら、「ガルビュール」は彼女の住んでいた地域の伝統料理らしく、久しぶりに嗅いだ懐かしい匂いに反応してしまったようだ。一緒にわけあって食べたところ、かなりおいしくできているらしい。ブランメラの腕を称賛していた。

 やはり、カタツムリの要素があるとはいえ、ドラゴンであることを改めて実感させられた。実は動きが速い、というのはどうやら本当だったようだ。

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