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冬になったら

 冬になったら寒くなる。それは当然のこと。雪が降るのも同じ。

 風が冷たくなっていく。。涼しさから寒さへと変わりゆく。

 全ての自然は眠りに着く。春の目覚めの時を待ち焦がれながら。

 葉は枯れ葉となり、風に吹かれ散りゆく。どこへ向かうかは分からない。

 地面に落ちていくのか。遠くの地へと吹かれゆくのか。それすらも分からない。

 雪は降り積もりゆく。現の地か心の地か、どちらでもあり、どちらでも有る。

 温もりは冷めてゆく。秋の時にあった温もりは、冬に閉ざされ、眠りと共に冷めていく。

 それでも人は営みを続けていく。地面が雪で凍っても。

 それでも人は生活していく。地面が雪で凍らなくても。

 冬になったら、どんな物語が眠るのか。

 冬になったらどんな物語が目覚めるのか。

 それは誰にも分からない。その誰かが訪れない限り。

 それは誰にも分からない。全ての観測者たちですらーー。

 

 ーー冬は閉ざす。冷たい銀世界を静かに覆うようにして。

 冬は閉ざす。眠りゆく自然を見守るようにーー。

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