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光の乱舞

 暗雲が覆う空の下。一筋の光が閃光のように切り裂き、太陽の光が地上を照らした。

 その光はどこから現れ、放たれたのか。地上から放たれたのである。

 地上には邪悪なる魔物たちが群れを為していた。しかし、彼らからすれば、突然現れた光が天を裂いたかのように見えたのだろう。

 その光を放ったのは、黄金の剣を携えた仮面の男。後の世に、勇者と呼ばれる存在だった。

 響めく邪悪なる魔物の群れ。その隙を突いたかのように勇者は黄金の剣に先ほどの光を纏わせる。

そして、邪悪なる魔物の群れへと突き進んだ。

 響めきの隙を突かれた邪悪なる魔物の群れは、光を帯びる黄金の剣にやすやすと切り裂かれゆく。

それはさながら、舞いを観ているかのように。

 されど、その光の斬舞は邪悪なる魔物の群れを滅ぼしゆく脅威。

 数が減らされてゆくことに気づいたとしても、もはや手遅れ。

 勇者の舞う剣は光を浴びたものにとって、滅びへと導くもの。呑まれるは邪悪なる魔物の群れのみ。

 流動不動の舞は美しく描かれ、流れゆく川のように静か。

 されど、呑むものの生命を邪悪さを散らしていく。暴流に逆らうことは無謀であるのと同じように。

 そして、邪悪なる魔物の群々を滅ぼし終えた勇者はいずこかへと消えていった。

どこに去っていったのかは誰も知らないのであるーー。

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