大切なものをなくした日
はじめまして、咲也 四季ともうしますm(-_-)m拙い文ではありますがよろしければ感想などいただければ幸いです。
ちなみにこちらの作品、一日一回の更新を目標としておりますが目標は目標、基本は不定期更新ですのでよろしくおねがいします(笑)
恋人達がひしめく聖なる日に俺も例に漏れずに彼女と楽しい一日を過ごしていた、いや、過ごしているはずだったと言うほうが正しいだろう。
「私達の級友、笹村 将也君が今朝方亡くなりました、葬儀は○月×日に行われます。このメールを受け取った方は是非参加をお願いします」
学校から届いた親友の死の知らせで最高の一日から最悪の一日へと変わってしまった
それからのことは正直あまり思い出したくも無い
彼の葬儀には葬儀場がいっぱいになるほどの人が参列し俺を除く全員が目元を濡らしていた気がする
冬休みを明けた学校では卒業間じかということもあり彼のために卒業文集を作って供えようなど色々な話が出ていて彼がどれほど慕われていたか伺えた
俺はなんだかそれに賛同できずに卒業文集を白紙で提出した結果周りからは『人でなし』『上っ面だけの友情』などいろいろな謂れをいただくこととなった
自分としても人にほめられるような人格者ではないことは十分に理解していたのでしょうがなくそれらを受け入れることとなったわけだが。
「私は彼がいなくなって気がついた、私は将也が好き。だから君とはもう一緒にいられない」
まさか同じクラスに所属する彼女にまで振られるとは思わなかった
「おいおい、泣きっ面に蜂どころじゃないな」
ここで俺の自己紹介をしておこう、俺は咲也 四季三流短大に所属する学生だ。
趣味はベースと料理、周りに言わせると俺は『すごく勉強出来そうに見えて実は頭の中残念な子』らしい
ようはバカなんだけどそんな風に言われるとさすがに凹む
閑話休題
気がつけば俺はクラスで浮いた存在になっていた、といっても人付き合いが苦手な俺は将也を除けば親しい友人というのはそんなにいなかったわけだが、あの文集の一件以来学科長にも嫌われたらしい
「咲也君、正直今の君じゃあうちの学校としてはどこの会社にも推薦は出来ません。進学なり考えてみてはどうですか?」
俺がいくら頭が悪いとはいえ田舎の三流短大のこの学校では成績的に中の下といったところだ、ほかの生徒は就職する気がないもの無いを除き皆何かしらの推薦をされている、学科長曰く
「君のように難がある生徒を推薦すれば学校としても後々困ることになる」からだそうだ
今の俺を将也が見たらいったいなんと言うだろうか
俺はため息をつきながら朱がさし始めた空を見上げた。
3/3 学年主任を学科長に修正




