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あんぐみ!!はちゃめちゃ魔法物語!!  作者: えのしぃ
5.魔法サッカー編

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34/70

5-5.勝利を目指せ!!チームアン組大特訓!!

 各メンバーの特訓風景!

【ガナルスティール村:サッカーグラウンド】


 ルナクレープ魔法学校、強化合宿、二日目。


 一日目の話し合いの通り、各々グループを組んで合体魔法の練習を始める一同。


ラバーン「昨晩の会議で話したイメージに集中しながら、やって行こう!」


マリカ「上手く出来るかなぁ……まぁ、やってみるしかないよね!」


ヨコミ「ワタシ達ならやれるさ!最強のシュート技を生み出すぞぉ!」


 ラバーン、マリカ、ヨコミのフォワード組は合体魔法を使ったシュート技の練習をしていた。


ヨコミ「行くぞっ!」


ラバーン「ああ!それ!」

 ラバーンがボールを斜め上に打ち上げた後に、ヨコミとマリカがそれを追いかけるように飛び上がる。そして、さらにラバーンが地上から彼女が得意とする爆発系魔法のエネルギーをボールへと送り込む。ボールが爆発の属性(アトリビュート)を纏う!


三人「B(ビッグバン)E(エクスプロージョン)B(ボンバー)!!」


ボールの左正面にやってきたヨコミの右足と、右正面にやってきたマリカの左足が同時に、魔力と力を思いっき込めてボールを蹴り飛ばす。二人の足がボールにヒットする瞬間、そこに大爆発が起こり、その推進力によって、空中から地面に向かってロケットの如くボールが異常なスピードで発射される。


 ボールはゴールネットとはかなりズレた方向に飛び、コートの外側に飛んでいってしまった。地面とボールがぶつかると、巨大な爆発を起こした。爆風が三人の所まで伝わってくる。爆発によってコートの外には巨大なクレーターが出来てしまった。


マリカ「これは……!!」

 自身が試合の時に一人で放ったシュートの何倍ものスピードと威力を誇るシュートに驚くマリカ。


ヨコミ「凄いパワーダァ……だけど変な方にいっちゃったな」

 威力こそ高いが、マリカとヨコミのボールを蹴るタイミングがズレたのか、狙った所とはかなり遠くに飛んでいってしまった。


ラバーン「初めて合わせたにしては上々だ!後はコントロールだな、タイミングを合わせる練習をしよう」


ヨコミ「どんな強いシュートもゴールに入らなきゃ意味がないしな!!タイミングがもっと合えば威力も上がるんじゃないか?」


マリカ「ええ、どんどん練習しよう!」

 テンションが上がってきた三人。合体魔法の精度を上げるために、その後も練習に励んだ。

 

 その頃、ミッドフィルダーを担うナナバたちは、今後の練習内容について相談していた。


ナナバ「さて、わっち達はどうしようか……みんなみたいに合体魔法を作り出してもいいんだけど、もっと基本的な連携の練習をした方が良い気がするわ」


ポール「確かに、なんか俺だったりネルラちゃんだったりの戦闘スタイルってさ、元々魔道具頼りだからあんまり合体魔法向けでないしね。いやでも、ナナバちゃんはそんな事ないかな?」


ナナバ「あら、わっちも元々魔道具使いだったのよ」


ネルラ「私が魅力を教えてやったからね、二ヒヒ!結局自分の属性魔法(アトリビュート)での戦いが馴染んじゃったって訳だけどね」


ポール「へぇ……そうだったんだぁ!それじゃあ俺たちは合体無しという事で!」

 ナナバ、ネルラ、ポールのミッドフィルダー組、同ポジションで控えのザキムとクロロは、ネルラが作った魔道具をサッカー内でどう使うかの相談や、ボール運びの練習を進めていった。


 フォワード組の三人が合体魔法シュートの練習、ミッドフィルダー組の五人が連携プレイを練習する中、ディフェンダー組のガバ、ゴボ、エコロ、メメイ、マフィン、そしてキーパーのごら子は、全員で合体魔法を使ったディフェンス技の練習を進めていた。しかし、フォワードの三人よりも、上手くはいっていなかった。


ごら子「フィールドに出ているみんながゴールの前で壁を作り、それを後ろで私が支える……シンプルな技なのにどうして上手くいかないのかしら……」

 ガバとゴボとメメイは自らの筋肉を強化魔法(バフ)で強化し壁となり、マフィンはシールドの属性魔法(アトリビュート)で、エコロは創造魔法(クリエイション)により盾の役割を果たす亀を作り、それを壁とする。それらをごら子が後ろから支えるなどしてサポートする『守護神の壁(ゴゴゴッドウォール)


ガバ「なぜなんでしょうな!取り敢えず、参加する人数を減らしてみるというのはどうかな?」


ごら子「でもそれじゃあ、私があなた達『五人』を支えるっていうコンセプトが崩壊しちゃうわ。それに威力も下がる」

 合体魔法は、参加するメンバーの人数が多ければ多いほど、さらに威力が上がる。二人技から三人技の威力の上がり幅よりも、三人技から四人技の上がり幅の方が断然に大きいのだ。成功難易度も同じように上がっていく。


エコロ「まぁ、一人減らして、ごら子が四人を支える形になっても、自分自身を合わせれば五人になるんだし、まあまあ威力も出るはず。それで妥協しようよ」


ごら子「ご……っ」


エコロ「そもそもこの技に参加するメンバー全員が同時にフィールドに出てるとも限らないし、四人か三人の場合を想定して技を作った方が現実的だと思う」


ごら子「ああ、確かにそうかもしれないわ……確かに『5』に拘るのは良く無かったかもしれない……だけど!」

 ごら子は強気な表情で訴えかける。


ごら子「『妥協』だとか『現実的』だとか、そういう理由でこの技を諦めるのは嫌だ」


エコロ「ごら子……」


ごら子「あくまで一度レベルの低い三人や四人から試していくのはいいわ。だけど、私が五人を支える構造は諦めないわ」

 ごら子は先日の試合で失点したのが相当悔しかったのか、もう二度と失点しない覚悟をし、熱くなっていた。


ゴボ「必ず完成させような!」

 ゴボがごら子の肩をがっしりと掴んで、もう片方の手でサムズアップする。


マフィン「私たちなら、出来るはずだよー」

 マフィンもごら子へとそう言葉をかけた。


ごら子「ええ、当たり前よ」

 ごら子は微笑みながらそう答えた。まずは三人版の技を完成させようと、ごら子達は改めて練習を始めた。


 3つのグループが練習に熱心に取り組む中、試合には出ないアラヨットとペンギーゴはベンチ付近にいた。


アラヨット「ああ、素晴らしい!」


ペンギー「ねぇねぇ、でもこれってズルじゃない?バレたら恥ずかしいよ」


アラヨット「いやいやズルなどではないよ。これは私と君の長所を最大まで活かした究極の合体魔法だ!ペンギー君も胸を張って良いんだ」

 虹色の光を放つ、とてつもない魔力を纏いながら、アラヨットが星に語り掛けるようにペンギーゴへと話す。どうやら、二人の合体技魔法が完成したようだ。アラヨットは満足そうだが、ペンギーゴは不安なようだった。


ペンギー「何かバチが当たる気がするよぉ」

 モゾモゾしながらペンギーゴはそう呟いた。

 

 各グループが着々と力をつけていく。練習の最中、サッカーのルールを覚えたロッカはごら子達のグループに参戦。皆は日が暮れるまで熱中して特訓に取り組んだのだった。


 そして五日が過ぎ、サッカー特訓は最終日を迎えた……


マッソン「さぁ、最後である今日は改めて各クラス同士で試合を行います!貴方達がどれだけ成長出来たか、本気のぶつかり合いで確かめなさい!」

 一日目の試合からクラスがどれほど変わったか確かめる時が来た!鍛えに鍛えた魔法学校生徒達の、本気のサッカー対決が始まる!!

アン組、リベンジなるか!?

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