5-6.アン組VSトロワ組!!放て!超爆合体シュート!!
サッカー編クライマックス!
【ルナクレープ魔法学校、強化合宿七日目】
魔法サッカーでの特訓は今日で最後。六日ぶりのクラス同士での対抗戦が行われる。一日目の試合ではドゥ組戦、トロワ組戦、共に一点も取ることが出来ずに敗北したアン組。リベンジを果たす事は出来るのか!
試合は一回戦がアン組VSトロワ組、二回戦がアン組VSドゥ組、三回戦がドゥ組VSトロワ組という事になった。そして早速、一回戦が始まろうとしていた。
チームトロワ組:ポジション
監督 ハマディン=ワー
ベテランの先生で、よく響く声が特徴的
彼の授業は分かりやすく端的らしい
使用魔法:投げ槍を作り出す創造魔法
FW
背番号4 チキ=クローバー
楽観的で「まぁ大丈夫でしょ」が口癖
家はお花屋さんで、両親の手伝いをする事もある
使用魔法:一定時間、自身にとって幸運な事を起こす特殊魔法
背番号17 井上ゴンザレス
ワイルドに生きるのがモットーの男
クラスでは明るく頼れる兄貴的存在でもある
使用魔法:時々場合に合わせて、使いたい身体の部位に強化魔法を集中させる事を得意とする
MF
背番号1 ワンギリカ=スワンチカ
源流界のギャルに憧れている
また、動物好きで野良の動物や魔獣をお世話している所が目撃されているらしい
使用魔法:魔獣使い。前線で戦う犬の魔獣「シロン」を援護する戦法が主
背番号6 ドロシー=ニム
裏切りや悲恋がテーマのドラマが大好き
だけど現実では楽しく明るく過ごしたいと思っている
使用魔法:土の属性魔法
背番号19 メアリー=イクザマス
何事もお上品に行うおば様
マダムサイクロンとは良く茶会をしている
使用魔法:ダチョウの変幻
背番号3 ポコルル=ネイシィ
源流界のビデオゲームが好き
正義感があり、不正は許さない
使用魔法:空間移動の属性魔法
DF
背番号8 オハーブ=アロマ
おっとりしていて皆に優しく接するお姉さん
自身の魔法の影響かいつも少し眠そう
使用魔法:催眠ガスの属性魔法
背番号5 スコーン=シュガー
ダイエットをしたいが我慢出来ずに食べてしまう
将来はパティシエになりたいという
使用魔法:創造魔法でスイーツ系の武器を作る
背番号2 キャロライン=マグマグ
恋愛ドラマや漫画をよく読んでいる
癖で身の回りの色んなものをカップリングしてしまう
使用魔法:磁力の属性魔法
背番号6 ハムッチ=メスガキィ
魔法の才能があり、若くして魔法学校に入った
人を嘲笑う態度をよくとるが、悪気は無い
使用魔法:創造魔法で様々な罠を作る
GK
背番号1 マダムサイクロン
魔法学校で学び続ける成績一位のおば様
高飛車な所があり、調子に乗りすぎてしまう事も
使用魔法:竜巻の属性魔法
ベンチ
背番号9 シャーク=アイランド
見た目は怖くて野蛮な所があるが、優しく気さく
歯が頑丈で、硬いものでもバリバリ食べる
使用魔法:サメの変幻使いで、水中戦が得意
背番号2 ローリー=リボルバー
勤勉で真面目な青年で、クラスのまとめ役
不真面目な生徒には良く注意を促している
使用魔法:創造魔法で生み出した二丁拳銃で戦う
背番号12 カトリーヌ=マキナ
魔法と科学の融合技術「魔科」のヲタク
毎日危ない実験をしては怒られている
使用魔法:ロボットを作り出す創造魔法
背番号19 シンボラス=エコー
化石や歴史好きな、物知り少女
グルグル眼鏡を好んでかけている
使用魔法:超音波の属性魔法
背番号7 ピップ=ラット
何者かに攫われたの母親を探す少年
戦う力を身につける為に最近魔法学校に入った
使用魔法:まだ得意な魔法は特に無い
チームアン組:ポジション
監督
ラルコット=アンジェリカ
FW
ヨコミ=ヒメクリ
ラバーン=アクセル
マリカ=スロープ
MF
クロロ=ウイング
ナナバ=オムレット
ザキム=キルキル
DF
マフィン=メタルドーム
ガバ=ストロングス
ゴボ=ストロングス
草壁枝小路
ベンチ
ネルラ=ハメロス
メメイ=シノビザト
ポール=コンボマン
ペンギーゴ=エンペリン
アラヨット=ロールダイス
甘海六花
ロッカ「ってまたベンチーッ!!?」
やはりロッカはスタメンで出しては貰えなかった。魔女になったばかりのヒヨっ子でもある上、サッカーのルールもやっと覚えたという事もあり、当然かもしれないが……
マッソン「さぁ、今回は私が実況するわ!」
今、ハマディンはトロワ組の監督をしているため、今回は試合に出ていないドゥ組の先生であるマッソンが実況を行う。
ラバーン「絶対に決めような!私たちの必殺シュート!」
ヨコミ「ああ!勿論だ!」
マリカ「練習の成果、見せてやりましょ!」
フォワードの三人が互いに目を合わせ士気を高める。五日間の猛特訓の末に完成させた必殺シュート「B・E・B」を必ず決めようと、三人は前を向いた。
ナナバ「合体技は覚えなかったけど、私達の総合的な技術は圧倒的成長を遂げたわ!行きましょう!」
ナナバ達ミッドフィルダーの生徒達も士気を高める。合体魔法の練習をしていたフォワードやディフェンダーの人達を他所に、異なる練習をしていた彼女達の成長はいかに!?
ごら子「守護神の壁は結局未完成のまま、この日が来てしまったわ……ただ、三人、四人での合体はかなり完成度が高い。自信を持っていきましょう!」
エコロ「うん!頑張ろう!」
ディフェンダー陣の五人での合体魔法は、まだ中途半端な状態であったが、かなり良い所まで出来上がっている。胸を貼りながら、メンバーがポジションにつく。
「ピッ!」
試合開始の笛がなり、アン組からキックオフ。ラバーンからマリカがボールを受け取り、そのまま相手フィールドを駆け上がって行く!
マリカ「どりゃぁぁぁああああ!このまま一点!」
ポコルル「そうはさせねぇよ……」
マリカ「出たな!ワープ野郎!」
トロワ組のポコルルが突然マリカの目の前に現れ、ボールを奪う。ポコルルの扱う魔法は空間移動の属性魔法だ。彼は自身の半径100メートルの距離まで瞬時に空間移動する事が出来る。身体と魔力に負担がかかるため離れた距離に連続して使う事は出来ないが、10メートルほどであれば数回は連続して使用する事が出来る。
ポコルル「残念だけど、今回の勝負も君たちの『負け』」
マリカ「キーッ!」
六日前のトロワ組との試合でも、ポコルルのワープには苦戦させられていた。ポコルルは奪ったボール諸共、誰もいないスペースへと空間移動していった。
マッソン「ポコルルのワープ!これは中々捉える事が出来ない!」
クロロ「これ以上は進ません!」
変幻で背中にカラスの翼を生やし、ポコルルの元へと高速で飛んでいくクロロ。
ポコルル「まだ空間移動残ってるよ?」
クロロの足がボールに触れる直前、ポコルルは再びボール諸共クロロの背後へと空間移動する。まだ一度ほどなら使えるゆとりがあったようだ。
クロロ「承知の上だ!漆黒の斬羽!」
クロロが、黒い翼から小さなナイフのように鋭い羽をいくつも発射する。これ以上空間移動が出来ない状態になったポコルルは羽を辛うじて避け、フリーな場所へと走っていったメアリーへとパスを出す。クロロは咄嗟にそれを追いかける。
マッソン「クロロ!一矢報いる!このままボールを取り返せるか!?」
メアリー「カラスとダチョウ、どっちが優れているかご存知?」
上品な佇まいをした老婆の魔女メアリーはそう言うと、クロロと同じく変幻を使い全身をダチョウへと変化させる。
マッソン「おっと!これは鳥系変幻使い同士の対決だ!どっちの鳥が空へと羽ばたくのか!」
クロロ「お互い一長一短であろう!覚悟!」
距離を詰めながら黒い羽の刃を放つクロロだったが、ダチョウとなったメアリーのスピードには追いつけず振り切られてしまう。
ザキム「ここから先は行かせない!」
逃げ切ったメアリーの目の前にザキムが立ち塞がる。ザキムは魔法で両手の平から剣を生み出す。彼が創造魔法にて作った剣「刻露清秀」は、ドリルを使っても削れないような鉱物でさえも真っ二つに切り裂く程の鋭さを持つ。ザキムはメアリーへと斬りかかる。そして、斬撃はメアリーのスネにヒットする。
メアリー「あらら……」
ザキム「怪我の心配はするな。切れ味はファールにならない程度に劣化させておいた」
今回は切れ味をあえて落としていたようだ。一瞬体制を崩したメアリーのスキをつき、ボールを奪い取る。そして、そのままボールをトロワ組の陣地へと運び返す!相手チームのミッドフィルダー、ドロシーとワンギリカがブロックしにやってくるが、それを見越していたかのように、空いた空間へと飛び去ったクロロへとパスを通す!
マッソン「ここでアン組のカウンター!」
ザキム「よし!このままゴールへボールを!」
ボールを受け取ったクロロはそのままダイレクトパスでナナバへとボールを繋ぐ。そして、さらにナナバからフォワードのヨコミへとパス!ゴール目前だ!しかし、トロワ組のディフェンダーの一人、スコーンが立ち塞がる。
スコーン「止めちゃうわよ!行け!ショートケーキショット!」
彼女が扱う魔法はスイーツ系の創造魔法。甘い食べ物に関する物を作り出し、相手を攻撃する。スコーンの手から、ショートケーキの形をした大きな弾が放たれる!
ヨコミ「お腹が空いてきたが!今は我慢だ!ハイチョッキン!」
ヨコミが生み出しそのまま右手に掴んだ大きなハサミでケーキの弾丸を一刀両断。彼女のハサミもザキムに負けないレベルの切れ味だ。創造魔法で生み出された物は魔道具などよりも高い水準を誇る。スコーンによって放たれたケーキの弾丸もかなりの威力だが、ヨコミのハサミには勝てなかったようだ。
マッソン「ヨコミがゴール前までボールを運んだぁ!」
ヨコミ「そら!チャンスだ!行くぞラバーン!マリカ!」
ゴール前までやってきたヨコミに、ラバーンとマリカも近寄る。合体魔法の体勢は整った!ゴール前には残りのディフェンダーであるハムッチ、キャロライン、オハーブの三人とキーパーであるマダムサイクロンが強固な布陣を作り上げていた。しかし、ラバーン達はそれにおくさず合体シュートを決める事を決意する。
ラバーン「見せてやるこれが私たちの!」
ボールをゴールのはるか斜め上へと蹴りあげるラバーン!そして、飛び上がるヨコミとマリカ!ラバーンが空中のボールへと爆発の属性魔法の魔力を極限まで込めた!ヨコミは右足に、マリカは左足に、魔力を集中させた!そして同時にボールを……蹴る!
三人「B・E・B!」
ヨコミとマリカの足がボールに触れた瞬間、そこに大爆発がおきる。ボールを蹴った二人はその爆発に巻き込まれぶっ飛ばされる。爆発により超加速されたボールは相手ゴールへと炎を纏いながら隕石の如く落ちていく。ハムッチの仕掛けた魔法の罠を破壊し、キャロラインの物体を引き寄せる磁力の属性魔法を跳ね除け、正面にいたオハーブを吹き飛ばした。
マダムサイクロン「ぬおわああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
キーパーのマダムサイクロンが生み出した強大な竜巻の壁を貫き、さらにゴールのネットを突き破った!!
マッソン「これはなんという合体魔法でしょう!!全てを吹き飛ばし見事ゴーーーーーーーール!!六日前の試合では何方のクラスとの戦いでも点を取れなかったアン組が、ここで念願の一得点だぁ!!」
《ポコルルワープ》
パワーE
スピードX
レンジD
ガードD
コストC
レアリティA
総合評価B
《変幻:疾風鴉》
パワーB
スピードS
レンジC
ガードB
コストA
レアリティB
総合評価A
《変幻:脚力駝鳥》
パワーA
スピードA
レンジC
ガードB
コストA
レアリティB
総合評価A
《ザキムの剣》
パワーB
スピードA
レンジD
ガードB
コストC
レアリティD
総合評価C
《ショートケーキショット》
パワーC
スピードA
レンジC
ガードC
コストS
レアリティC
総合評価B
《B・E・B》
パワーS
スピードS
レンジS
ガードA
コストB
レアリティA
総合評価S
このまま逃げ切れるか!?




