第225章:聖なる塔の焦燥、そして竜心の食卓
序章 - 恐れとは、己の、力の裏返し。
恐れとは。
己の、力の。
裏返し。
強き者ほど。
失うことを。
恐れる。
今日。
三十七の、神々が。
五十の、天使たちが。
二十七の、女神たちが。
初めて。
一堂に、会した。
彼らが、震えているのは。
攻撃を、受けたから、ではない。
ただ。
一つの、名前を。
聞いたから、だった。
第一章:召集
聖なる塔。
大広間。
三十七を超える、神々。
五十の、天使たち。
二十七を超える、女神たち。
その中でも。
頂点に、立つ、十二の、存在。
女神ソラノシハイシャ。
女神ベニヒメ。
女神ホシノダークネス。
至高の、女性天使、エイリエル・ルミナ。
神クロノカミ。
そして。
策謀の神、キヨ。
その他、神々、天使、女神たち。
聖なる、騎士団長たち。
海の、司令官たち。
各国の、王たちも。
初めて。
一堂に。
召集されていた。
「一体、何が、起きたの。」
女神ベニヒメが、口を開いた。
「これほどの、緊急招集は。」
「今までに、なかったこと。」
第二章:解き放たれし者
キヨが、静かに、答えた。
「この、会合を。」
「開いた理由は。」
「我々が。」
「危機に、瀕しているから、です。」
「なぜ。」
「我々が、危機に。」
「ご存じ、ないのですか。」
「あの、スローン・デーモンが。」
「仏の結界より。」
「解き放たれました。」
「そして。」
「その悪魔に。」
「名すら、与えられて、います。」
「知らなかったわ。」
ソラノシハイシャが、答えた。
「では。」
「その名を。」
「教えて、頂戴。」
「今のスローン・デーモンの、名は。」
「リスカレス。」
「その名の、意味を。」
「わかりますか。」
第三章:疑惑の視線
ソラノシハイシャ。
ベニヒメ。
ホシノダークネス。
三人の、女神たちは。
同時に。
眉を、寄せた。
「一体、誰が。」
「それほどの、力を、持って。」
「あの、悪魔を、解き放ち。」
「名まで、与えたと。」
「そんなことは。」
「不可能なはず。」
「キヨ。」
「あなた。」
「何か、知っているのでしょう。」
「あなたはいつも。」
『すべては計画の内』と。」
「言うくせに。」
「今度も。」
「同じことを。」
「言うつもりなの。」
クロノカミが、口を挟んだ。
「それしか。」
「言えないでしょう。」
「あの男は。」
「人間界で。」
「自ら、手柄を、吹聴していた。」
『スローン・デーモンを封じたのは、我である』と。」
「その、おかげで。」
「一時、信徒は、増えた。」
「だが。」
「スローン・デーモンの配下、上級悪魔、鬼丸に。」
「散々、打ちのめされ。」
「能力の、半分を。」
「失っている。」
第四章:報告
「それは。」
「もう、過去の話です。」
キヨが、答えた。
「私は。」
「すべてを。」
「調べ上げました。」
「何が、わかったのですか。」
「あの、スローン・デーモンを、解放し。」
「名を、与えた者は。」
「竜心王国の、統治者。」
「ただし。」
「その、能力は。」
「誰にも、わかっていません。」
クロノカミが、皮肉げに、言った。
「随分と、良い、知らせだな。」
「それは。」
「今まで。」
「誰も、わかって、いなかったこと。」
「己の、策士ぶりを。」
「胸に、しまっておくがいい。」
第五章:命名という、絆
キヨは。
淡々と、続けた。
「皆様。」
「永遠世界先進AI、第五条。」
『命名』について。」
「ご存じですか。」
一同は、頷いた。
「ええ、それくらいは。」
「あの法則は。」
「強大な存在を。」
「己の魂と、結びつける、方法。」
「悪魔、竜、デビル、原初の至高の霊。」
「そういった、存在に、名を与えると。」
「その魂と。」
「我々の魂が。」
「融合する。」
「そして。」
「互いの能力を。」
「使い合えるように、なり。」
「もし。」
「どちらかが、命を、落としても。」
「もう一方が。」
「蘇らせることが、できる。」
「ただし。」
「実際には。」
「決して、蘇らせない。」
「なぜなら。」
「損失に、なるから。」
「蘇らせなければ。」
「死んだ者の。」
「能力、経験、知識、魂すべてが。」
「己のものと、なる。」
「だからこそ。」
「名を、与えることは。」
「己を、滅ぼしかねない、行為。」
「そして。」
「この法則には。」
「真名、というものが、あります。」
「その名前が。」
「意味深ければ、深いほど。」
「その者は。」
「力を、増していく。」
「そう、ですね。」
キヨは、続けた。
「まさに。」
「そのことを。」
「お伝えして、いるのです。」
「リスカレスの、マスターの、水準を。」
「考えて、みてください。」
「二千年前。」
「あの悪魔が。」
「ただの、スローン・デーモンであった頃でさえ。」
「すべてを、消し去った。」
「今は。」
「意味深い、真名まで。」
「持っている。」
「その、水準を。」
「想像してみて、ください。」
「リスカレス。」
「その、名の、深さと、意味の、重さを。」
第六章:核心の話
ソラノシハイシャ。
ベニヒメ。
ホシノダークネス。
三人の女神たちは。
顔を、見合わせた。
「あなたの、言いたいことは。」
「わかったわ。」
「けれど。」
「肝心の、危機について。」
「まだ、何も、聞こえて、来ない。」
「一体、何が。」
「危機なのですか。」
キヨは。
静かに、説明を、始めた。
「皆さんの、力は。」
「どこから、来るか。」
「知って、いますね。」
「人間の、信仰。」
「その、通りです。」
「人間が、我々を、信じるほど。」
「我々の、能力は。」
「進化して、いきます。」
「そして。」
「もし。」
「人間が。」
「信仰を、やめれば。」
「我々の力は。」
「弱まっていく。」
第七章:忍び寄る、信仰の喪失
「それが。」
「今の、問題です。」
「まだ、何が、危険なのか。」
「わからないわ。」
「では。」
「わかりやすく、説明します。」
「竜心王国は。」
「今。」
「世界規模で。」
「商いを、広げています。」
「そして。」
「その、商いを。」
「取り仕切っているのが。」
「リスカレス。」
「それが。」
「どうして、危険に、繋がるの。」
「リスカレスは。」
「すべてを。」
「安価で、提供して、います。」
「そのため。」
「人間の、信仰は。」
「徐々に。」
「竜心王国へと。」
「傾いています。」
第八章:無力な、統治者たち
「では。」
「対策を、取りましょう。」
「竜心王国の、商いに。」
「九割の、税を、課せばいい。」
「そうすれば。」
「商いを、やめるか。」
「値を、上げるはず。」
「それも。」
「できません。」
各国の、司令官たちが。
答えた。
「なぜ、できないの。」
キヨが、続けた。
「リスカレスは。」
「この、聖なる塔に。」
「直接、乗り込んで。」
「取引を、結びました。」
「竜心王国に。」
「税を。」
「一切、課さないこと。」
「もし、それが、守られなければ。」
「聖なる塔ごと。」
「すべてを、消滅させると。」
「そんなことが。」
「起こり得るはずが。」
ソラノシハイシャが、聞いた。
「この、塔には。」
「存在消去の、結界が。」
「敷かれて、いるでしょう。」
「許可のない者が。」
「侵入すれば。」
「結界が。」
「その者を、消し去る。」
「初代、デーモンロード、ヴァータックですら。」
「この、結界は。」
「越えられません。」
「世界で。」
「彼より、強い者など。」
「いないはずでした。」
第九章:無力化される、結界
「はい。」
「ですが。」
「先ほど、話した、真名。」
「それを、すでに、得た、リスカレスは。」
「その魂が。」
「この、結界の、力を。」
「上回っています。」
「だからこそ。」
「結界は。」
「彼に対して。」
「無力です。」
「そんなこと。」
「あり得ないわ。」
ベニヒメが、声を、荒げた。
クロノカミが、静かに、答えた。
「事実だ。」
「リスカレスが、来た時。」
「私も、この場に、いた。」
「一ヶ月もの間。」
「奴は。」
「我々を、打ちのめし続けた。」
「去る時には。」
「己の、分身を、残していった。」
「その、分身にすら。」
「打ちのめされた。」
「なぜ、私たちに。」
「伝えなかったの。」
「伝えれば。」
「お前たちが、殺されると。」
「思ったからだ。」
「だから。」
「リスカレスにも。」
「我々の、味方の存在を。」
「伝えなかった。」
第十章:頼れぬ、盟約
「では。」
「デーモンロード、ヴァータックに。」
「助けを、求めましょう。」
「我々と、彼の間には。」
「盟約が、あります。」
「彼が、我々を、助け。」
「我々も。」
「彼を、助ける、という。」
キヨが、答えた。
「すでに、頼みに、行きました。」
「ですが。」
「リスカレスの名を、聞くなり。」
「断られました。」
『盟約が、破れても、構わない』と。」
「ですが。」
『リスカレスの件だけは、手を出せない』と。」
「そんな。」
「彼が、そこまで。」
「あの、義務の契約を、破ってでも。」
「拒む、というの。」
「破れば。」
「先進AIから。」
「死の攻撃が、来ることを。」
「知らないはずが、ないのに。」
「知っている、と。」
「彼は、言いました。」
「ですが。」
『その罰は、私の魂の一割を破壊するだけだ。それは、耐えられる』」
『だが、リスカレスを敵に回せば、魂の百パーセントを失う』」
第十一章:宿敵という、絆
「その、意味は。」
「私も、調べました。」
「上級悪魔、闇神楽が。」
「話して、くれました。」
「ヴァータークと、スローン・デーモンは。」
「一万年。」
「いや。」
「それより、はるか前。」
「悪魔界において。」
「百年もの間。」
「戦い続けたのです。」
「その、決着は。」
「ついに、つきませんでした。」
「ヴァータークが。」
「初めて。」
「一体の、悪魔に。」
「これほどまでに。」
「心を、動かされた。」
「その後。」
「長い年月。」
「彼を、観察し続けました。」
「そして。」
「気づいたのです。」
「リスカレスは。」
「あの百年間。」
「本気ではなく。」
「ただ、興奮と、楽しみを。」
「求めていただけだと。」
「それほど、危険な、存在なのですか。」
「考えて、みてください。」
クロノカミが、続けた。
「それは。」
「まだ、名も、持たなかった頃の、話です。」
「今は。」
「真名を、得ている。」
第十二章:犠牲という、賭け
「では。」
「今、何が、できるの。」
ベニヒメ。
ソラノシハイシャ。
ホシノダークネスの、三人が。
キヨに、問うた。
「配下に。」
「先進AI、第二十七条。」
『犠牲』を、発動させては。」
「どうでしょう。」
「数百万の、人間たちが。」
「己の身を、捧げ。」
「こう、願う。」
『リスカレスと、その主、そして竜心王国全体を、仏の結界に封じよ』」
『あるいは、死の深淵より核滅の一撃を放ち、消し去れ』と。」
キヨは。
静かに、首を振った。
「すでに、試しました。」
「リスカレスに対して。」
「その、攻撃を。」
「放ちました。」
「ですが。」
「彼は。」
「それを。」
「生き延び。」
「そして。」
「三十四時間もの間。」
「我々は。」
「叩かれ続けました。」
「あの計画は。」
「もう、通じません。」
第十三章:釣り合わぬ、犠牲
「リスカレスは。」
「先進AIすら、超える、存在なの。」
「いいえ。」
「ですが。」
「先進AIの、法則には。」
「こうあります。」
『犠牲が大きいほど、報いも大きい』」
「では。」
「リスカレスを、封じるには。」
「兆単位の、人間を。」
「犠牲にしなければ、ならない、というの。」
「あの、彼の、マスターすら、封じるには。」
「一体、どれほどの、犠牲が。」
「必要だと。」
「考えて、みてください。」
キヨは、続けた。
「たとえ。」
「兆単位の、人間を、犠牲にして。」
「リスカレスを、封じられたとしても。」
「そのマスターが。」
「再び、彼を、解放するだけです。」
「そして。」
「その、犠牲によって。」
「我々の、能力そのものも。」
「衰えます。」
「信仰する、人間が、減れば。」
「我々の、力も、失われる。」
第十四章:割に合わぬ、賭け
「起きることは。」
「起きるままに。」
クロノカミが、答えた。
「ですが。」
「それでは。」
「我々の、信徒が。」
「減っていくばかり。」
「では。」
「あなたは。」
「リスカレスと、戦うか。」
「竜心王国に。」
「攻撃を、仕掛けるつもりか。」
「一つ、話しておきましょう。」
「竜心王国は。」
「以前にも。」
「人間から。」
「攻撃を、受けたことがあります。」
「その時。」
「リスカレスは。」
「王一人だけでなく。」
「戦争に、関わった、すべての者を。」
「騎士も。」
「冒険者も。」
「一人残らず。」
「消し去りました。」
「考えることすら。」
「してはいけない。」
「聖なる、女騎士団長、セラフィナ・レイズは。」
「竜心王国の、統治者に。」
「攻撃を、仕掛けました。」
「その、至高の魂断ちの剣は。」
「折れ。」
「今。」
「彼女が、どこに、いるのか。」
「誰も、知りません。」
第十五章:何も、できぬ、無力
「それなら。」
「私たちには。」
「本当に。」
「何も、できないと。」
「その通りです。」
クロノカミが、頷いた。
「リスカレスは。」
「あまりにも、強大すぎる。」
「ですが。」
キヨが、続けた。
「人間たちや。」
「貴族、王族には。」
「できることが、あります。」
「聞くところによると。」
「竜心王国の、マスターは。」
「非常に、慈悲深い、方だそうです。」
「彼の、王国には。」
「以前。」
「商人たちが、訪ねて行きました。」
「そして。」
「今では。」
「竜心王国は。」
「その、商人たちの、味方に、なっています。」
「それが。」
「どういう、意味か。」
「説明しましょう。」
「王族の、商人たちを。」
「竜心王国の、統治者の元へ。」
「送るのです。」
「その、統治者は。」
「必ず。」
「彼らを、助けるでしょう。」
第十六章:最後の、策
一同は。
顔を、見合わせた。
「では。」
「これは。」
「各国の、王たちの、仕事、ということですね。」
「罪なき、王族の、商人たちを。」
「送ります。」
「竜心王国の、統治者の元へ。」
こうして。
会合は。
静かに。
幕を、閉じた。
第十七章:書物との、語らい
竜心王国。
私室にて。
ヴィカスは。
書物、無限真理と共に。
時を、過ごしていた。
「マスター。」
「リスカレスのことを。」
「どう、思われますか。」
「なぜ、そんなことを、聞く。」
「ただ。」
「聞いて、みたく、なりました。」
「教えて、頂けますか。」
「そうだな。」
「俺は。」
「リスカレスを。」
「兄のように。」
「親友のように。」
「そして。」
「己と、対等な存在として。」
「見ている。」
「マスター。」
「ご存知、ですか。」
「あなたが。」
「相手を、どう見るかによって。」
「その者は。」
「力を、増して、いくのです。」
「ああ。」
「知っている。」
「俺が、母上や、妹たちを。」
「ソウルメイトと、認めれば。」
「彼女たちは。」
「喜び。」
「その、力も。」
「浄化されて、いく。」
第十八章:漏れ出づる、力
「はい、マスター。」
「まさに、それです。」
「彼女たちは。」
「力を、増して、いきます。」
「知って、いましたか。」
「それは。」
「知らなかった。」
「だが。」
「母上、ハヤミや。」
「母上、キヨミの。」
「膝で。」
「休む時。」
「純粋な、エネルギーが。」
「解き放たれるのを。」
「感じる。」
「それが。」
「この、部屋全体を。」
「満たしていく。」
「だが。」
「俺は。」
「それが、好きだ。」
「マスター。」
「それが、お好きなら。」
「何の、問題も、ありません。」
第十九章:夕餉の、招き
その、時。
ハナと。
アクアが。
現れた。
「マスター。」
「夕食の、時間です。」
「今日は。」
「何か、特別な、ことでも。」
「ありましたか。」
ヴィカスは。
軽く、聞いた。
「マスター。」
「来て、見て、頂ければ、わかります。」
第二十章:竜たちの、食卓
食堂には。
数多くの、料理が。
並べられていた。
鰻の蒲焼。
天ぷら盛り合わせ。
すき焼き。
刺身の、盛り合わせ。
炊き込みご飯。
茶碗蒸し。
湯豆腐。
鯛の、塩焼き。
寿司の、盛り合わせ。
味噌汁。
抹茶と。
和菓子。
その場には。
至高竜、ラーヴァン。
リスカレス。
母、キヨミ。
母、ハヤミ。
妹、ロキシー。
ハナ。
アクア。
そして。
初めて。
モモリュウの、姿が、あった。
彼女は。
至高竜、ラーヴァンを。
初めて、目にし。
静かに、見つめた。
「ラーヴァン様。」
「あなたから。」
「私と、似た、何かを。」
「感じます。」
「もしかして。」
「竜界へ。」
「行かれたことが、あるのでしょうか。」
ラーヴァンは。
淡々と、答えた。
「ある、どころではない。」
「竜界は。」
「私が。」
「二百万年以上、前に。」
「創り出したものだ。」
モモリュウは。
驚きの表情で。
小さく、笑った。
「ラーヴァン様は。」
「良い、冗談を、仰いますね。」
「私は。」
「冗談は、言わない。」
その場に。
静かな。
驚きが、広がった。
「では。」
「夕食を、頂こう。」
ヴィカスが、言った。
「みんな。」
「何を、話して、いるのだ。」
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【世界設定公開】ウィズダム・アイランド——第185の島、シンリョク
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皆さん、こんにちは!
「ダークコンチネント:生きる大陸と至高の支配者」の作者です。
今回公開するのは、
ウィズダム・アイランド——
第185の島。
無限の可能性の女神、
「シンリョク」。
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◆ ここまで、辿り着いた者へ
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第1の島から——
第185の島まで。
これほどの道のりを——
越えてきた者だけが、
この場所に
立つことができる。
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◆ 戦いも、説明もない
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この島に、
足を踏み入れた、
その瞬間——
彼女が、
現れる。
戦闘は、
ない。
説明も、
ない。
ただ——
彼女は、
静かに告げる。
「ここまで、
よく来たな。
ならば——
お前は、
強いはずだ。」
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◆ 211億平方キロメートルの、楽園
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この島、
その全体の広さは——
211億平方キロメートル。
その中に——
2700万を超える——
浮遊する島々が、
広がっている。
だが——
その始まりは——
わずか、
12.1平方キロメートルの——
一つの、
中心の島。
女神が、
最初に姿を現す、
その場所だ。
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◆ 第186番目の門を、探せ
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「第186番目の門を、
見つけよ。
気をつけよ——
この島には、
全部で——
12の門がある。
それらは——
この、
211億平方キロメートルの
広がりの、
どこにでも——
存在し得る。」
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◆ 彼女すら、知らない門の先
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12の門のうち——
一つだけが、
第186番目の門。
残りの、
11の門が——
どこに繋がっているのか——
シンリョク自身すら、
知らない。
これまでの、
あらゆる島へと——
繋がっている
可能性がある。
第100の島。
第110の島。
第120の島。
第130の島。
第140の島。
第150の島。
第160の島。
第170の島。
第180の島。
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◆ どこへでも、送られる
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もし——
第186番目以外の
門に、
入ってしまえば——
その瞬間——
試練は——
振り出しに、
戻る。
だが——
それでも——
この島は、
終わらない。
何度でも、
挑み続けることができる。
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◆ 覚えておくべきこと
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「探せば探すほど、
気づくだろう。
この島は、
ただの場所ではない。
これは——
お前の魂への、
試練だ。」
——シンリョク
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毎日19:00更新中。
「もしあなたが、第1の島から第185の島まで辿り着いた後——211億平方キロメートルの広大な島の中、間違った門に入り、第100の島まで送り返されてしまったら。あなたはやる気を失いますか?それとも、"また1からやり直せる"と、むしろ喜びますか?」
コメントで聞かせてください。
お楽しみに!
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