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第三百三十五章 アンドロイド出現

アヤメが、「敵は今も地球でキングコブラを退治しているのか?」とその対応を成美にさせれば、元気にならないかと考えて確認しました。

フジコが、「私もキングコブラの事までは考えていなかった為に不明です。女神ちゃん、警備会社の社員数人を成美ちゃんにつけて、キングコブラの対応をさせれば、成美ちゃんも、きっと元気になるわよ。」とアヤメと同じ事を考えていました。

アヤメが社員数人従えてハリアット号へ成美に会いに行きました。

アヤメが、「成美ちゃん、話はモミジから聞きました。私達もキングコブラの事まで考えていなかった為に、敵は今もキングコブラを退治しているかどうか不明です。社員数名に強力な武器を持たせて成美ちゃんに同行させるから、成美ちゃん、地球で調査して。社員は実戦ができてもキングコブラの事は何も解らないので、成美ちゃんが中心になって対応して。もし敵を発見しても戦わずに私の社員に連絡して。敵の事は社員が対応するから、成美ちゃんにはキングコブラの事をお願いするわ。」と成美を応援しようとしていました。

成美は、「私も、地球へ何とかして行き、キングコブラを助けたいと思っていたのよ。」と喜んで引き受けアヤメ達と地球へ向かいました。

成美はキングコブラの姿になり、キングコブラと意思疎通を行い、敵が移動した方向を確認して、跡を追いました。

成美は敵の跡を追いながら、アヤメ警備会社の社員に、敵の規模や使用した武器等、必要な情報を伝えました。

警備会社の社員はアヤメに成美からの情報を伝え、「成美さんがキングコブラから聞き出した情報によると、敵は歩行不安定な為に、キングコブラが生息しているジャングルなどは歩行困難な為に、戦車などの武器を使用している可能性が高く、戦車が通った跡の草木の倒れ方からして、大型の戦車だと思われます。今の人員と武器では対応困難です。応援お願いします。」と応援を依頼しました。

アヤメから、「今確認しましたが、その周辺に戦車のような金属の塊は確認できませんでした。氷の可能性がある為に、氷を溶けなくする薬品を無効にする為に、モミジがそちらに向かいました。」と連絡がありました。

到着したモミジが氷を解けなくする薬品を無効にすれば、戦車が溶け出した為に敵も気付いて、慌てて転送しましたが、予め予想していたモミジが転送先を確認すると、サクラが壊滅させた北極の基地でした。

モミジがアヤメに伝え、アヤメ警備会社の社員が北極で敵数名を逮捕しました。

成美は、他に別部隊がいないかどうかなどキングコブラと意思疎通を行いながら徹底的に調査して、アヤメ警備会社の社員と協力して、別部隊も全て壊滅させ、成美も落ち着きました。

地球でアヤメ警備会社が逮捕した敵は、アヤメが父を通じてテレジア星に連絡し、テレジア軍が連行して行きました。

テレジア星で、敵の内戦を確認していて、こちら側の宇宙に影響が出る可能性があれば、テレジア軍が対応可能なように警戒態勢を取っていました。

成美も日本へ戻って、再び蛇の特撮を担当するなど、平和になりました。

キングコブラ数匹が成美に付いて来た為に、マーガレットが、「何で野生のキングコブラを連れて来るのよ。」と不満そうに特撮の仕事をしていました。

成美は、「野生のキングコブラで悪かったわね。私も野生のキングコブラよ。私がいるから大丈夫よ。」と心配しているマーガレットとは裏腹に冷静でした。

フジコが、念の為に世界各国で敵の影がないか確認する事を提案しました。

成美とマーガレットが世界各国でロケを行い、その動画をフジコに送り、フジコと愛子が確認していました。

菊子も世界各国で巡業して情報収集を行っていました。

ある日アヤメが、「今、父から連絡があり、敵が地球に侵入していた目的の一つに、地球人の動作等を研究して、精密なアンドロイドを作成する事があったようだと言っていた。だからサーカスに侵入していたんだ。」と納得していました。

愛子が、「歩行不安定なだけでは敵を区別できないわね。透視で確認するしかないわね。」と提案しました。

アヤメが、「父の説明では、テレジア星人の透視力を研究し、透視力でも区別できないようなアンドロイドを作成する計画のようです。」と返答しました。

フジコが、「それは厄介ね。でもアンドロイドは、何処か地球人と違うはずよ。医学に詳しい渚ちゃんは芹沢外科医院があるから、菊子ちゃん、全世界を巡業しながら、そのアンドロイドを捜して。女神ちゃん、菊子ちゃんがアンドロイドを捜している事に敵も気付く可能性がある為に、菊子ちゃんの護衛をして。菊子ちゃん、解らなければ無理せずに陽子さんに応援を依頼するのよ。」と指示しました。

数日後菊子が、「アンドロイドを発見したわ。」と報告した瞬間に別のアンドロイドに襲われましたが、アヤメ警備会社の社員数名が阻止しました。

アヤメが、「菊子が襲われたのは、それは敵のアンドロイドに間違いないな。菊子、アンドロイドの確認方法は?」と確認しました。

菊子は、「地球人を拉致して、大脳を摘出して電子頭脳を移植し、骨の内側を強化して更に精密な機械を埋め込んでいるわ。小脳は健在な為に、心臓などの機能は正常に動作しています。電子頭脳も機械も無色透明な為に、確かに透視力で発見するのは困難だわね。微妙なモーター音や振動などから判断するしかないわね。」とアンドロイド発見方法を伝えました。

アヤメは、「結局どうすれば判断できるのだ?体内に機械の痕跡があれば、敵のアンドロイドだと判断すれば良いのか?」と具体的にどうするのかを確認しました。

菊子は、「ペースメーカーのように、機械を埋め込んでいる人もいるので、それだけでは敵かどうか判断不可能ね。」と簡単に判別できないと返答しました。

フジコが、「ありがとう菊子ちゃん。さすが医学部の教授ね。特撮会社とサクラ販売会社で全世界を回り、アンドロイドの疑いのある人を捜して、菊子ちゃんがアンドロイドなのか最終判断をして。アンドロイドを発見すれば、コスモス調査会社にアンドロイドの調査を依頼し、基地や目的などの調査を依頼して。」と指示しました。

アヤメが、「サーカスの一件があり、今後の事も考慮して、愛子さんをコスモス調査会社に中途入社させて、調査の指揮をさせる事を提案するわ。」とコスモスでは不安そうでした。

フジコが、「愛子さんには、菊子ちゃんを襲ったアンドロイドを調べて頂きたいのよ。」と別の事を考えていました。

アヤメが、「コスモス調査会社に調査依頼すれば、愛子さんが調査してくれるわよ。」と言い争いを始めました。

愛子が、「私はどうすればいいの?私は、一つの会社に所属せずに自由に動きたいわ。」と不満そうでした。

愛子は、結局どこの企業にも所属せずに、アンドロイドの事を調査していました。

数日後、「アンドロイドの事が解ったわ。」と報告しました。

アヤメが、「どう解ったのだ?菊子の説明では人間の体をベースにしているので、力などの能力は人間と同じだと思えば良いのか?」とアンドロイドの性能を知ろうとしていました。

愛子は、「違うわ。アヤメ警備会社の社員一人では対応できずに、数名でアンドロイドを捕まえたと聞いてないの?自分の部下でしょう。アンドロイドは、骨の内部を強化していて、骨の内部には強力なモーターが多数内蔵されています。そのモーターを電子頭脳で制御しています。力は人間より強く、テレジア星人と互角に戦えます。骨だけになっても正常に動作します。陽子さんに応援を依頼する事を提案します。菊子さん、女子プロレスの試合相手がアンドロイドだったら、地球人とのハーフの菊子ちゃんには無理よ。その試合は陽子さんと替わって。菊子さんには敵わない為に、リング上で堂々と殺されるわよ。それと電子頭脳には通信機能もあり、私達が意思波で話が可能なように、距離が離れていてもアンドロイド同士で話が可能です。アンドロイドを強化する事に重点を置いていたらしく、通信距離は1Km以内です。」と報告しました。

数日後コスモスから、「菊子さんがアンドロイドだと判断した人を調査すると、そのアンドロイドは若い女性で、大企業の重役や政治家に色目を使い接近しています。日本以外でも同じ事をしています。重要人物を操り、地球全体を操ろうとしているようです。」と調査結果の報告がありました。

フジコが、「女神ちゃん、社員が重要人物の目の前で、そのアンドロイドと戦えば、重要人物も納得してくれるのではないかしら。」と提案しました。

アヤメ警備会社の社員三名が、重要人物とアンドロイドがホテルへ入った事を確認して、体を液状にして様子を伺っていました。

頃合を見計らい二名の社員がアンドロイドと戦い、その様子を見て重要人物はスキャンダルを恐れ、その場から逃げようとしていた為に、残りの一人が重要人物を捕まえました。

「彼女を良く見て下さい。心臓が破れても、正常に動作しています。人間をアンドロイドに改造しています。重要人物に取り入り、地球を我が物にしようとしている組織があります。」と説明しました。

重要人物は、「それは彼女を見れば解るが、私に何を期待しているのだ。」とこの件に巻き込まれる事を警戒して、その場から去って行きました。

同じ事を繰り返していると、ある人物が興味を示し、「あなたのいう事は良くわかりますが、私にはあなた方も謎の組織です。」と慎重でした。


次回投稿予定日は、2月22日です。

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