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「雨、上がる」 -第二部-  作者: 神智 紗環
12/64

十二雨 「破壊」

挿絵(By みてみん)


"カンッ カンッ!


「Oh regarde!!Robert, Robert!!

(あ~ 見て~ !! ロベール、ロベール!!)」


「Ooi, Shannon. Ce n'est pas comme un voyageur à la fin du


 centre de Pombidou, donc juste en regardant les morceaux


 de glace de basse de glace, ne serait-il pas si bruyant?

(————オイオイ、シャノン。 まるで


 ポンビドゥー・センターに集まった場末の旅行者じゃないんだから、


 いちいちただの氷塊ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  '氷の塊'を見ただけで、


 そんなに騒ぐ事は、ないだろ?)」


「Si tel est le cas, vous pouvez obtenir une composition!

(これだったら∙∙∙∙ ! 「構図」、取れるかも∙∙∙∙ !)」


"タタタタッ


「Peu importe combien, une femme veut être pure.

(・・・・やれやれ、いくつになっても、「女」ってのは


 純粋でいたい物なんだな。)」


氷の渓谷。 この氷の渓谷で何度か目にした、どこか他とは'違い'のある


構図の様な_____________ 氷の中にまるで読む事ができない碑が入った


氷塊が現れた事に、シャノンが満面の笑みでその氷塊に駆け寄って行くと、


軽く肩を竦め、ロベールは両手を自分の腰の前に掲げ勿体ぶった表情を浮かべる


「Ah, regardez. Toi!? C'est num!Num n'est pas un gars,!?

(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ あー 見てよ。 アンタっ!? これ、


 ヌム! 「ヌム」って奴じゃないっ!?)」


"カンッ カンッ!"


「(C'est tout! C'est la dernière chose à me montrer.


 Que s'est-il passé, Shannon et Num dans le bloc de glace


 L'inscription que j'ai vue à plusieurs reprises


 sur ce site archéologique a-t-elle à nouveau eu?

(全く∙∙∙∙ ! おどけて見せるのも、こいつで、最後だ。)


 どうした、シャノン┈┈┈┈… また、その氷塊の中にヌムᱹ ᱹ ᱹ ᱹ


 この遺跡で何度も見てきたᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! 


 「碑文」がまたあったってのか?)」


はしゃいでいるシャノンの様子に、自嘲気味に皮肉めいた


薄い笑みを浮かべると、サングラスをしたロベールはその氷塊の前まで


ゆっくりと歩いて行く.. .. ..


「Oh, ça,! Cette fois, ω et ☍,

(あ、これ.... ! 今度は、"Ω(ウェケミケ=逆堕の箱)"と


 "☍(バゥ=腐者)"のヌムみたい______________ )」


「(Oh Ω, ☍)

("Ω(ウェケミケ)".... "☍(バゥ=腐者)".....)」


「ギュルルルルルル˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹」


「(Pv!)

(PV………、  !)」


今までこの氷の渓谷で目にした事が無い、"Ω"と"☍"のヌムが氷塊の中の


メゼに施されている事に、瞬時に「他の構図との違い」を感じ取ったのか、


ロベールの手がすぐにポケットの中に入れていた携帯のカメラの


シャッターボタンへと向かいかけるが


「Dans ce monument de pierre qui était dans ce


 lieu de glace, il tournait dans ce bloc de glace!?

(————今までのこの「氷の場所」にあったこの石碑だと... ... !


 この氷塊の中で回ってる、この小さいのに、ヌムを入れれば


 何か、「仕掛けが動く」.... ! とか、そう言う感じだったわよね!?)」


「(Voulez-vous détruire,)

(  .... ... ...破壊してみるか)」


一瞬


「写真を撮るか」


それともこの氷塊の中にある


「ヌムの仕掛けを解くか」


「(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ   !


どちらの判断を取るかロベールは迷いかけるが、多少は


この石碑の中にあるメゼの上に浮かび上がったヌムが、他のヌムと


「違い」があるのかも知れないが、構図自体は'氷塊の中にある石碑'。 


今までこの氷の渓谷で撮ってきた他の写真と大した違いを生み出す事が


できないと感じ、ロベールは携帯のカメラに伸ばし掛けていた手を


ピタリと止め、腰に下げていたピッケルを手に取る


「Henri. Descendre,

(___________アンリ。 下がってろ)」


「 .... ... .. .」


「Est ce que tu le fais,??

(┈┈┈┈…'やる'って事....??)」


"ゴクリ"


「Hun! Hunfufu,!!

(… … … フンッ! ———— フンッ フンッ!!)」


腰に下げていたピッケルを手に取ると、目の前の氷塊に向かって


思い切り振り下ろす!!


「Oh, ahaha!? Sorbet,!? Comme un sherbet,!? Ahahaha,!?

(あ~ アハハっ!? シャーベット!? 「シャーベット」みたいっ!?


 ————アハハハ!?)」


"ガキッ ガキィッ!"


「Jeez!C'est toujours un gars mignon!Tu es drôle!!?

(┈┈┈∙∙∙∙まったくᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! いつまで経っても、


 「可愛い」奴だ∙∙∙∙∙ ッ! 「お前」は____________


 フンッ フンッ!!?)」


脇でシャノンが興奮している事に気を良くしたのか、サングラスの下で


ロベールは薄くニヤけた笑い顔を見せると、騒いでいるシャノンの声に


合わせる様に、ピッケルを激しく振り下ろし続ける!!


「ガキィッ!? ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬガキキィッ!?」


「Ah,! Rashimbonne,?? Excellent,! Excellent,!?

(ァ、! ラ・シ・ボンヌᱹ ᱹ ᱹ ᱹ っ ??


 エクセレント....! エクセレン_____________ ッッ !?)」


「absolument,! Aujourd'hui,!? aujourd'hui!Aujourd'hui,


 j'ai reçu la bénédiction de Marianne,!? Huh, suspendu,!??


 Beau,! J'espère que ce sera une journée!?Aldemitoi,!??

(┈┈┈┈…全く.... ! 今日.... フンッッ!? 


 今日ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! 今日、がᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 


 マリアンヌ(フランスの自由を象徴する女神)の加護を受けて∙∙∙∙∙ !?


 フ、フンッ!?? 素敵なっ! 「一日」になるといいがな∙∙∙∙∙ッ!? 


 アル・デ・ミト・オイッ!??)」


"ガキィィイイッ!!!


「Ah,! Ahaha,!? Ahahaha ah,!!?

(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ あ~! アハハ!? アハハハぁあはハ!!?)」


「  ... ..... ...」


砕けている氷の前で騒ぎ続けている二人を見ながら


「( .. .. .....


「Oy!? !? Dasi Bonnu,!?

(オイ!? ————!? ダ・シィッ・ボンヌッ!?)」


「Ahahaha,!?

(————アハハハッ!?)」


「(  ... .. ... ..


アンリは、二人から目を背け氷の壁の裏に隠れる______________


「miroir,! Miradeo ito,!?

(ミラ・! ミ・ラ・デ・オイトッ!?)」


「Ahahaha! Oi!? Oh, oh,!?

(アハハハッ! オイッ!? オイッ、オイッ!?)」


「(  ______________

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