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「雨、上がる」 -第二部-  作者: 神智 紗環
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十雨 「居場所」

挿絵(By みてみん)


「ギュル˛៹˛៹˛៹˛ ギュルルル..˛៹˛៹˛៹˛」


「┈┈┈…まあ、まるで分からんなᱹ ᱹ ᱹ ᱹ っ!」


氷の渓谷。 目の前で自分の背丈よりやや高い、氷塊の中で回り続ける


ヌムが施された面体。 「メゼ」を見て、善波はその氷塊に添えていた


手を離すと同じ様な氷塊が辺りにいくつも立っている


この氷だらけの場所を見渡す_____________


「(┈┈┈…ヱヴァ、の話では∙∙∙∙∙ !


あの扉の後。 何が起きているのかはよく分からないが... .. ..


おそらく、エヴァの中にいるイオがそう伝えているのだろうが、


そのエヴァの話だとこの南。 氷と寂淵とした静けさだけが感じられる


この場所で何か、理由___________  その「理由」がある事を


聞かされた善波は、ヱヴァと共にこの場所へと訪れたが... .. ..


「(他、の┈┈┈┈…


おそらく、薄い根拠の無い推測で考えればこの世界は____________


少し前のあの'扉の部屋のカディア'。 その場所から続いていて


周りの状況から考えると自分達は今そのカディアの続き。


「扉の先の世界」から続く場所にいるのでは無いか.....


「(… … …ナヘレの山の外で目を覚ますと、征四郎くんはおろかᱹ ᱹ ᱹ ᱹ


  圭介くん、それにロアや、アノン、ヨプ____________


  全員、どこかに行っちまったみたいだ˛˛˛˛˛ !)」


「ギュルルルル˛៹˛៹˛៹˛ ....」


「!」


そして、今目の前の氷塊で


【"∨(ゼク=谷)""卍(エズス=道)""⍼""⟈""⛆""♊(レミ=橋)"】


のヌムを表面に浮かび上がらせながら回り続けるメゼ、面体_____________


「(こいつは∙∙∙∙ ! まあ、今まで俺達がカディアの中で見てきた


  あのヌムが浮かび上がるサイコロ┈┈┈┈… どうやら、あのサイコロと


  同じ物の様だが∙∙∙∙∙ !)」


「ギュルルルル...˛៹˛៹˛៹˛˛៹˛៹˛៹˛」


この氷の渓谷に来る途中にヱヴァに聞いた話では、この南側。


どう言う理由かは曖昧に言葉を濁すせいかよくは分からないが、


この南側の場所に何か┈┈┈┈… 確かな「理由」の様な物が


あるらしい事は何となく分かる気もするが____________


「(それに、あの女… … …


少し遠目の、やはり同じ様な縦長の氷塊の前に立っているエヴァを見ると


「⦧¸⦧¸⦧¸⦧¸⦧¸⦧¸ਤੁ, ਤੁਸੀਂ ਕਬੁ, ਕਬੁਲ ਹੋ, ਜਾ, ਜਾਓ

(アト、アトゥレ カ、カブラ ウ、 エ、イ___________ )」


「(┈┈┈┈┈…


どうやら、あの砂の下の世界でイオと深く繋がりを持ったのか、


少し先の氷塊の場所を見るとそこにあの女。 エヴァが気の無い表情で


目の前の氷塊に向かって訳の分からない言葉を呟き出すと、


その手から淡く「夢」が滲み出す.. .. .. !


"グニャァァアアアァァアアアァァァァ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹....."


「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ


歪んだ様にも見える周りの暗さ。 そして氷だけが残る


この世界を見渡しながら


「(┈┈┈┈…「扉の先」… … … と言った所なのかᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ?)」


善波は、目の前の氷塊の中で回り続ける「メゼ」を前に感じながら、


頭上の氷だけの天井を見上げる_____________

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