オッパイハント完了
菫とのキスがだんだんと熱を帯びてくると泰助の興奮もどんどんと高まってきた。
「菫… 触るぞ…」
泰助の言葉に菫は黙って頷く。菫は泰助をギュっと抱きしめて恥かしさを紛らわせた。
菫が抱きしめることにより泰助の胸には生の菫のオッパイが密着する…
す、凄い… 凄すぎる! なんなんだ、この柔らかさ…
ヤバい… 生は破壊力が違う…
オレ… 我慢できるかな…
胸に触れただけでこの興奮… もし手で触れ、しかも思いっきり揉んだりしたら…
泰助は思った。 それ以上行っちゃたらどーしよ…
生でオッパイを揉む… 普通に考えてもそこで止まるのは難しい。
泰助はこれからまさに生で揉もうとしている自分に感じている。
もし止まれなくなったらどーしよ… アレ持ってねーし…
アレとはアレの事である。薄くて強い「アレ」である。
もともと泰助はおっぱい星人、エッチを最後までやることなんて想定していない。
だからそっち方面の知識も準備も殆んどない。
だが、実際に生の菫のオッパイを目の前にして触る前からこの興奮…
触れば興奮はさらに高まり、勢いでそれ以上ということも泰助には想像できる。
「どうしたの… いいんだよ… 泰助…」
菫はウットリとした目をして泰助に甘い言葉をかける。
そんな菫を見ればわかる… 菫は最後まで行くことも考えてる…
ヤバい… ほんとうにどーしよ…
泰助がそう悩んでいると奇跡は起こった!
妖精や親切な小人は童話の世界の話と思われていたが実在した!
部屋の扉が「キィ~」と微かな音を立てる。
泰助はその音に気付きベッドからゆっくりと降りて扉の方へ静かに近づいた。
するとほんの少し空いた隙間からカサカサと音を立てながらなんとアレが部屋の中に押し入れられてくる。
まるで親切な小人が「泰助君、困っているんだろ? これ使いな!」とでも言っているようにゆっくりとアレが部屋の中に入ってくる。
泰助は感動した… やっぱ親切な7人の小人はいたんだ!
………なんて事をすんなり納得できるはずがない。
ギィーッ… 泰助は思いっきり一気に扉を引っ張る…
「げっ… に、兄ちゃん…」
「た、泰助………」
扉の外にいたのは小人ではなく怪しげな表情をした佑助と椿であった。
泰助の冷たい視線が二人に降り注ぐ。
「ち、違うんだよ… 兄ちゃん。 か、母さんが『これを部屋に入れてこい』って言って…」
どうやら佑助は母さんからアレを泰助の部屋に入れてこいと言われたようだ。
それにしても何で母ちゃんはアレを持ってんの?…
………やっぱやめよう…
泰助は母ちゃんがなぜアレを持っていたのか考えようとしたが、吐き気がしてきたので直ぐに考えるのをやめた。
「椿… 何でお前までここにいる?」
泰助に睨まれる椿、椿はとっさにテヘペロの表情を作ったが、時すでに遅いことを悟った。
泰助が滅多に来ないような時間に菫を迎えに来て、そんな泰助に菫が恥じらうようについていった。
その様子を見ていた椿は当然思う… 何かが起こる、それもエロイ事が!
そんなものを黙って見過ごす椿ではない。顔を紅潮させながら速攻で佑助に電話する。
そして菫が泰助の家に入った後に少し時間をずらして椿も泰助の家に入る。
そして佑助と喋っているとそこに泰助の母さんがやって来て椿から事の次第を聞くことになる。
「うーん… と言うことはこれがいるね…」
そう言って母さんはアレを佑助に渡して部屋に入れてこいと命じた。
「か、母さん… 勘弁してよ…」
流石に佑助は兄ちゃんのそんな現場に行きたくないと言ったが、椿と母さんは興奮している。
「ゆ、佑助… 私達の兄さんと姉さんが大人になる瞬間だよ… 私達の参考にもなるし…」
椿は目をギラギラとさせ息遣いを荒くして佑助に詰め寄る。
椿は二人のエッチを覗く気満々であった。
椿の恫喝に屈した佑助は仕方なく母さんからの特命任務を遂行することにした。
自分の姉が初めてエッチするところを覗いてやろうと興奮している椿を見て佑助は何処か寒いものを感じている。
いずれ自分は椿の餌食になる、それもそう遠くない…
佑助は覚悟を決めた。
「た、泰助… お姉とヤルんでしょ?」
椿が興奮冷めやらぬ表情で泰助に言うと、部屋の奥の方から声がする。
「椿… そこで何してるの………」
菫の絶対零度よりも冷たい声が椿に聞こえてくる。
「お、お姉… 何でもないよ。 ちょっと佑助に会いに来ただけ…」
「だったら早く用事済ませて帰りなさい」
菫の怒気の籠った言葉を聞いて椿は震え上がった。
菫が真剣に怒った時の怖さを椿は十分理解している。
「泰助、お姉 頑張ってね」
椿はそう言うと佑助を連れて直ぐにその場を立ち去った。
椿と佑助の乱入で一気に興醒めさせられた二人…
泰助がベッドに戻り菫と顔を見合わせると可笑しくなって二人とも笑い始める。
「まったく… なんで椿はああなんだろ…」
菫がぼやいた言葉を聞いた泰助…
「椿もお年頃なんだろ…」
そう言って泰助はケラケラと笑い飛ばした。
そして二人は視線を合わせると… 再び抱き合いキスをする。
次の日の朝、菫の元気な声で泰助は起こされる。
「泰助、早く起きないと学校遅刻するよ」
菫は爽快といった表情で泰助が寝ている布団をめくりあげて泰助を起こす。
「もうちょっと寝かせて… お願い…」
「ダメ~」
……………
「ブハッ… す、菫… 俺を殺す気か…」
いつまでも起きない泰助にキスをし続けた菫… 泰助は息ができなくなり飛び起きる。
「やっと起きた? … 泰助…」
クスッ… 菫は頬を赤らめながら艶っぽい表情で泰助を見て微笑んでいた。
それから泰助も支度を整えて二人で学校へ向かった。
久しぶりに一緒に登校する二人… だが何の違和感もない。
十年以上も一緒に居た二人にとっては3週間程度離れていたことなんて気にするようなことでもなかった。
それに今は菫が最も望んでいたものが得られている。
泰助からの愛情… それを確かに受け取った菫にもうこれ以上必要なものは無かった。
だからマリアとの事も一切泰助に聴かない。
泰助もマリアとの事には一切触れずに昔のように菫と一緒に居る。
ただ少し異なるところは… 手を繋ぎながら歩いていることだけだ。
「おはよう……… 泰助、菫ちゃん…」
校門前で泰助たちとばったり出会った秀雄は二人が一緒に居ること… いや、それ以上に二人が手を繋いでいる事に驚いた。だが、驚いた後に最高の笑顔になった。
「そうか… やっとそうなったんだな… 泰助」
秀雄は嬉しそうな表情で泰助の肩をバシバシと叩く。
二人の表情を見た秀雄は直ぐに分かった… やっと本当に付き合うようになったんだ。
秀雄は二人の姿を見て自分の事のように喜んだ。
「菫ちゃん、良かったね」
菫の袖を引っ張り小さな声でそう囁く佳蓮…
佳蓮も菫の願いが叶ったことを本当に喜んでいた。
だが学校内では未だに泰助とマリアが付き合っていることになっている。
そこで泰助はその日から自分で周囲にあることを言いふらし始めた。
「マリアのオッパイがあまりにも素晴らしいんで揉みに行ったら殴られてフラれた…」
マリアと泰助は学校内でも有名なカップル… その当人が別れたと言う…
その噂は瞬く間に学校中に広まった。
そしてマリアの元に皆が押しかけてきて口々に言う。
「あんな変態と別れられて良かったね」
「柳瀬に襲われたんだって? 別れて正解だよ」
「マリアさんにはもっと紳士的な男が似合ってるよ」
そんな同情のこもった言葉を微笑みながら聞いているマリア…
だがマリアの本心は歯痒い思いでいっぱいであった。
直ぐにでも泰助を取り戻してやろうと考えていたマリア… いざとなったらどんな手段でも使おうと考えていたが、泰助が自分を襲った結果フラれたと言いふらしたのでマリアは泰助に近寄れない。
自分を襲った男を追いかける女など普通はいない。
マリアは世間体を大事にする。だから泰助に近寄ることができない。
それでもマリアは泰助を諦めず時期を待って取り戻してやろうと考えていた。
マリアにとって泰助は初恋の相手… その思い入れはやはり深い。
そして奈瑠美…
奈瑠美は付き合うようになった二人を見て本当に喜んだ。
奈瑠美は泰助のことが好きだ… だが菫はそれ以上に泰助のことを思っている…
だから少し寂しい気持ちもあるが、菫が泰助と付き合えるようになったことを心から祝っている。
やれやれ… 菫と付き合うことになってようやく落ち着いたな。
菫もあの暗殺拳を使わないと約束してくれたし… 条件付だけど…。
俺の浮気が発覚したら無条件で伝説の秘奥義を使うと菫は言っていたな…
おれ… 浮気がばれたらその日が命日だな。俺にとって浮気の発覚は完全な死亡フラグだ。
でも…ま、あのオッパイを超えるオッパイもそうそうあるまい。
俺は菫のオッパイで十分満足してるし…
それにしても… ムフフ…
みんなは俺と菫がどこまでいったか気になる?
実はね~ ……… 教えねーよ!
勝手に想像してくれ。
でも最後に一言。
菫のオッパイもう最高!
やっぱ生はいい!!!
俺は最高の美乳を手に入れたぞ~!
皆さま、長らくのご愛読ありがとうございました。
100%趣味で描かせていただいた物語ですが、多くの人に評価していただき感謝しております。
いずれまた何らかの話を書きたいと思っておりますのでその時はまたよろしくお願いします。
尚、ご希望等がございましたらあと2,3話ギャグ中心に単発で書こうと思っておりますので
是非コメントしていただけたらと思っております。
皆さま、長らくのお付き合い本当のありがとうございました。




