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佳蓮の事件簿1



暗殺疑惑も晴れて命の危険が無いと判明すると泰助は安心しておっぱいハンターの活動を開始した。

今は6月下旬、もう少しすると夏休みが始まってしまう。


夏服の今しか正確なおっぱい調査ができない事は尾賀さん発見で思い知らされたので、泰助は時間を惜しんでおっぱい調査に明け暮れていた。2年生は結構調査できているが、3年生はまだまだ、1年生に至っては殆んど未開拓状態だ。



今日は久しぶりにおっぱい同好会のメンツと昼飯を食って、これから何処へ探索に向かおうかと悩む。

今探査すべきは当然1年生、入学してまだ時間が経っていないので情報も入ってこなければ実際に顔を見る機会もほとんどない。


やはりこの状況は不味い… 早く発掘しないと優良物件はすぐに売り切れてしまう。

それに尾賀さんみたいに、とんでもないところにおっぱいの原石が埋もれているかもしれない。

これは急がねば… そんな感じで焦っている時、


「泰助、おひさ~」


俺の席近くで弁当を食べていたビッチな仲間たちが話しかけてきた。



このクラスで唯一、未だに話しかけてくれる貴重な女子だ。おっぱい揉ませてと言うとたいがいの女子はゴミを見るような蔑んだ目で見てくるか、奇声を上げてトンズラしていくのだが、流石ビッチだけあって俺が何を言っても驚きもしない。


それに見た目はアレだが、あいつらは本音で喋ってくるので俺としても非常に話しやすい。

パンツの見えそうな短いスカートに茶髪に化粧、そして何故かブラウスのボタンをはずして胸を強調、あの見てくれと言わんばかりの胸の谷間をもれなく課金なしの無料で拝めるのだから、あんなにいい奴らはいないと思っている。


但し、時折というかしょっちゅう見えるあいつらのパンツには別にそこまで興味はない。



「泰助さー、まだ『おっぱい揉ませて』とかやってんの?」


ビッチな仲間たちの一人、山並やまなみがケラケラと軽い笑いを浮かべながら俺に言ってきた。


「当たり前だろ、俺からおっぱいをとったら何が残る?」

「そこ、偉そうに言うとこじゃないから。普通に女の子と付き合おうとか思わないわけ?」


「だからやってるんだよ、おっぱい確認してからじゃないと彼女にできねーだろ」


やれやれと言った感じで肩をすくめる山並。

でも泰助の言った言葉が泰助らしいと感じて可笑しそうに笑っている。



泰助は黙っていればかなりのイケメン。2年になった当初、ビッチな仲間たちは当然のビッチ的行動として泰助に近付いた。少々Hな話しでも喜んで食いつく彼女達だが、そんな彼女たちでさえも泰助のおっぱい好きには辟易してしまいあまり相手にしなくなった。ただ、今でも時折泰助に話しかける。


おっぱい抜きにすれば泰助は楽しく話せるいい喋り相手である。それに、泰助は女の子を区別して態度を変える事はしない。


「泰助さ~、普通~に彼女つくって順序を踏めば普通~におっぱい揉めるよ?」

「俺は何も付き合わないけどおっぱいだけ揉ませろとは言ってねーぞ」


「だったらさ、私と付き合ってくれる? それならおっぱい揉ませてあげてもいいよ、泰助…」


ビッチな仲間たちの一人、枝川えだがわがそう言って泰助に近寄った。

冗談ぽく言ってはいるが… 顔は少しずつ赤みを帯びていき、軽い笑いを浮かべている割には目が真剣。


いわゆる「冗談のつもりだったけどマジに付き合うことになっちゃった~」を狙っている。

枝川は立っていたが、泰助の席の机に両手を置き、少しかがむようにして座っている泰助の顔を覗き込む。


ワザと両腕を閉じて少しかがむような体勢… すなわちおっぱいを寄せてその谷間を強調し、それを泰助の目の前にちらつかせた。当然ブラウスの上のボタンは外しており、もう少しでブラが見えそうな状態。


枝川は泰助におっぱいを使った一本釣りで釣り上げようとした。

万全な捕獲体勢… 食いついてくれば離さない…


さすが枝川、ビッチの鏡だぜ。 俺が見込んだだけのことはある。

ビッチなだけに話は早い。付き合えばすぐにこのおっぱいを揉めるのか… いい条件だ。


だが断る!


「枝川… そこまで言ってくれて嬉しいぜ。けど俺はお前と付き合えない」


枝川、お前はいい奴だ。その気持ちだけ受け取っておく。残念だが俺はお前と付き合うことは出来ない。


残念だがお前のおっぱいはBランクだ。



頑張って寄せているお前の努力は買う、… だがそれでも全然足りてねーんだよ… 残念だ。


「けど、冗談でも枝川にそう言ってもらえて嬉しいよ」

泰助はそう言ってカラカラと高笑いする。冗談話が結構ウケたというように…


泰助はそういう所は本当に優しい。本能で生きているが、無意味に相手を傷つけないようにする。


「あちゃ~ やっぱバレた? 泰助引っかかると思ったのに~」


笑いながら枝川はそう言ったが、彼女の頬はピクピクとひくついていた。

そんなバカ話でみんなで笑っていたが、急に山並が真顔に戻って気になることを言い始めた。


「泰助って秀雄と仲いいよね?」

「あったりめーよ、あいつは俺の親友だ。それがどうした?」


「なんかさー、変な噂聞いてね… 3年の先輩が秀雄を狙ってるって…」

「結構そんな噂はよく聞くよ。それで?」


「それがさー、今回はちょっと本物らしくて… それでまずは今の彼女と別れさせるって…」

「へー… そうなんだ…」


秀雄に彼女(佳蓮)がいるのは学校中で周知の事実だ。それでも秀雄を狙ってる子がいるってのは別に以前からよくある話なんだが…


佳蓮も秀雄と付き合うって事は、こんな揉め事に巻き込まれる事も覚悟してるだろうし…

しかし… 佳蓮が3年の先輩に脅される… 是非見てみたい。爆笑間違いなしだな。



 ビッチな仲間たちとそんな話を終えた後、まだ昼休みが残っているのでわずかな時間も惜しんでおっぱい探索に出かけることにした。


いや~ 夏服は良いでごわすな。 膨らみ、質感が非常に分かりやすい。

廊下を歩きながら目にする女子は残らず観察… ただ、2年生女子は俺の顔を見るといきなり歩く方向を変えて遠ざかっていく。もしかして2年生男子で一番の有名人は俺かも知れない。



 そんな感じで探索していると最上階に近い人気の少ない階段の踊り場付近から何やら声が聞こえてきた。何か揉めているような感じ… こんな面白そうなものは是非見に行かねば。


階段を昇って行きそーっと踊り場の方を覗くと、女子生徒2名が1人の女の子を壁際に追いやり脅している。


あ~あ、追い詰められちゃって… どれどれ、おじさんにも話を聞かせてもらおうかの…

揉めているのは女子、当然だがまずはおっぱいチェック。


取り敢えず全員のおっぱいを確認したが、当然これという発見は無し…

ただ… あの追い詰められてる女子のデカパイ、どっかで見たことが…


背は小さいのに異常にデカいおっぱいを付けてるやつ… そうだ! あいつは多分佳蓮だ。


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