『意訳』播州佐用軍記
播州佐用軍記の現代語訳風のなにか。
現代語訳が無かったからという理由で書いております。当方は専門家では御座いません。意訳や誤訳もございます。江戸時代中期、兵庫県南西部を舞台にした歴史小説で、やれ『偽書』であるとか、やれ『偽託書』であるとか、ネット上で散々な言われ様の本書ですが、では『原文で読んだことあるの?』と問えば、百人に一人くらいしか『読んだよ!』と、答えて下さる方がいない不遇さを魅せてくれます……。
実際に読んでみますと、ああ盛って書いてるな、という部分と、江戸時代にはこういう伝承は残っていたのか、という部分もたくさんたくさんございます。
兵庫県の地誌『播磨鑑』内において、上月城の項目には、『赤松政元、赤松政範在城の城』と紹介されていたり、春名忠成が彼らの伝説を集めていたり、三日月の庄屋さんがいろいろ伝承残してくれてたり……、江戸時代を通じて、佐用郡では佐用軍記をベースに地域の歴史が残されて来たように存じます。
と、そんな感じで新たな発見があればと思い、気まぐれに現代語訳しています。
のんべんだらりとお手に取っていただければ幸いです。
参考文献
国書データベース『播州佐用軍記』
https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100389501/1?ln=ja
続群書類従・塙保己一(補 太田藤四郎)
現代語訳が無かったからという理由で書いております。当方は専門家では御座いません。意訳や誤訳もございます。江戸時代中期、兵庫県南西部を舞台にした歴史小説で、やれ『偽書』であるとか、やれ『偽託書』であるとか、ネット上で散々な言われ様の本書ですが、では『原文で読んだことあるの?』と問えば、百人に一人くらいしか『読んだよ!』と、答えて下さる方がいない不遇さを魅せてくれます……。
実際に読んでみますと、ああ盛って書いてるな、という部分と、江戸時代にはこういう伝承は残っていたのか、という部分もたくさんたくさんございます。
兵庫県の地誌『播磨鑑』内において、上月城の項目には、『赤松政元、赤松政範在城の城』と紹介されていたり、春名忠成が彼らの伝説を集めていたり、三日月の庄屋さんがいろいろ伝承残してくれてたり……、江戸時代を通じて、佐用郡では佐用軍記をベースに地域の歴史が残されて来たように存じます。
と、そんな感じで新たな発見があればと思い、気まぐれに現代語訳しています。
のんべんだらりとお手に取っていただければ幸いです。
参考文献
国書データベース『播州佐用軍記』
https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100389501/1?ln=ja
続群書類従・塙保己一(補 太田藤四郎)
序
2025/10/16 22:43
(改)
一、羽柴秀吉卿が播磨国へ下向されたこと。
2025/10/16 22:44
(改)
ニ、秀吉卿より佐用上月への使者の事
2025/10/16 22:44
三、政範の籠城のこと
2025/10/16 22:44
(改)
四、熊見川の渡しにて攻め手を防ぐこと
2025/10/16 22:45
(改)
五、寄手の全軍が、上月表の山々へ取登りの事。
2025/10/16 22:45
(改)
六、秀吉卿と宇喜多との合戦のこと
2025/10/18 19:27
七、上月城を包囲する事、および付城からの夜襲についての事
2025/10/19 18:21
八、城へ宇喜多の援軍入り、合図の松明の事
2025/10/21 19:42
九、寄手総勢、城の麓に攻め寄せるの事。
2025/10/23 20:16
十、福原城攻め落とすの事
2025/10/25 01:12
(改)
十一、霜月晦日、上月城攻めるの事
2025/10/27 19:35
(改)
十二、朧月四日、城から討って出た事(将何某が倒れた前代未聞。この本の要語か)
2025/10/28 19:00
十三、敵猪ノ谷を隔て城に鉄砲を撃ちかけし事
2025/10/31 19:38
(改)
十四、寄手梯子を以て所々切岸登之事
2025/11/02 23:50
(改)
十五、十二月十日城より夜討之事
2025/11/06 01:18