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全てが収束したある日
初めて投稿させて頂きます
有野かおる(アリノカオル)と申します。
この作品を目に留めて頂き
本当にありがとうございます。
全力で執筆させて頂きますので
遅筆ではありますが最後までお付き合い頂ければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
これを読んで下さっているあなたと
この場を勧めてくれた友人に
最大の感謝を。
「私、貴方のこと嫌いよ。」
その単語に不釣り合いなほど軽快に、
彼女の口からこぼれたその言葉を聞く者は誰もいない。
「どうしてこう、最期まで自分勝手なのかしら。」
風がそっと彼女の頬を撫でる。
同時に、突然彼女の口元が歪んだ。
「……で、………が…………せに………れ…………わ…………いじゃない……!!」
音が、彼女の口から発せられた。
しかし、聞かれることの無かった音はやがて、
発されたかどうかもあやふやになって波の音に掻き消された。




