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冬が大好きです  作者: ADI
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2/5

第2章:バス乗り場*

第2章の準備ができました。お待たせしました。


*第2章『バス停』*


イザンは身長167cm。シックスパックで筋肉質。

マリヤが彼を見るたびに、頭の中で思ってしまう。

_『この人、彼氏になってくれないかな』_


でもマリヤが触れようとするたび、

*イザン*:「やめて。体に触らないで。そういうの苦手なんだ」

*マリヤ*:心の中で呟いた。_『女の子に触られるのが嫌な男、初めて見た…』_


その時ソフィが手話で割って入った。

*ソフィ*:_『嫌がってるのに、なんでそんなにアピールするの?』_

それからマリヤはイザンにちょっかいを出すのをやめた。


2分ほど歩いて、バス停に着いた。


*マリヤ*:「じゃ、私は帰る。メトロで帰るね。あんたのせいで宿題4倍になったんだから」

ソフィは手話で答えた。

*ソフィ*:_『いいよ。私はこの人を家まで送る。先生が母にチクるから』_


*マリヤ*:「オッケー。休み明けにね」

ソフィは親指を立てて見送った。


*イザン*:「あの、2人の名前って?」

ソフィはマリヤを指さした。_『説明して』_という合図。

*マリヤ*:「聞いて、イザン。私はマリヤ。こっちはソフィ。フルネームはソフィヤ。

それと大事なこと――彼女は話せないけど、耳は聞こえるから」


*マリヤ*:「じゃ、私は宿題あるから帰る。ソフィが家まで送ってくれるよ」

*イザン*:「わかった。ありがとう。でも…どうやって会話すれば?」

マリヤは笑った。

「毎日会うでしょ。冬は補習もある。話すうちに分かるようになるよ」


*マリヤ*:「じゃあね、ソフィ」


こうしてバス停には、ソフィとイザンだけが残った。

バスを待つ。


しばらくしてバスが来た。

冬だから外に出る人は少なく、乗客のほとんどは仕事帰り。

座席はほとんど空いていた。


2人は後ろのドアから乗って、一番後ろの席に座った。


4つか5つ停留所が過ぎた頃、イザンの腹が鳴った。

隣のソフィは完全装備だった。ロティ、野菜、ペットボトル。

試合を見ながら食べるつもりだったけど、結局食べられなかった分だ。

カバンから取り出して、イザンに差し出した。


でもイザンは食べられなかった。両肩と両手に包帯を巻いている。

だからソフィはどうしたか。

ロティをちぎって、カレーつけて、イザンの口元まで持っていった。


*イザン*:「ほら、無理しなくていい。家で食べるから」

ソフィはスマホに打ち込んで見せた。


> 『イザン。私は話せないけど、全部聞こえる。

> 飢えてる顔してる。朝ごはん食べてないでしょ。

> 黙って食べなさい』


メッセージを読んだイザンは、素直に食べさせてもらった。


ソフィの家は8つ目の停留所。イザンの家は9つ目。

だから先にイザンを送って、そこからソフィは帰る予定だった。


イザンは疲れていた。バスの中で寝てしまった。

9つ目の停留所でソフィが肩を揺すったが、起きない。

すると突然目を開けて、2人で降りた。


家に着いて、ソフィはまたスマホに打った。


> 『イザン、聞いて。家で休んで。

> 明日の朝、補習で迎えに行くね。いい?』


*イザン*:「うん」


ソフィは「バイバイ」と手話で言って、自分の家へ向かった。


*第2章『バス停』終わり*


---


第2章を気に入っていただけたなら、第3章も楽しみにしていてください。まだ執筆中ですので。

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