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第90話 兆し

 一九八四年五月二十八日十時。

 スター・アイルズ、かつての平和な楽園は、冷徹な「鋼鉄の処刑場」へとその姿を変えていた。


 作戦開始の号令とともに、揚陸地点に巨大な水柱が立ち上がる。

 第41特務艦隊の誇るリヴァイアサン中隊、増強第三小隊が先行して海岸線を確保。

 そこへ、主力部隊が次々と揚陸を開始した。


 しかし、戦場を支配する空気は、以前のライオン・ポート戦とは決定的に異なっていた。

 無線から漏れる冗談も、エルザの天真爛漫な笑い声もない。

 ただ、機械的な駆動音と、重苦しい沈黙だけが回線を支配している。


「……揚陸地点、確保。次弾、急げ」

 副長、ハインツ・ゼ・ゲーヴェアの『ルシフェル』が、浜辺に降り立つ。

 彼は降り立つや否や、最小限の機動で後続の進路を塞ぐAAU機を射抜いていく。

 病院船で眠るカイの代わりに中隊を指揮する彼の背中は、怒りを押し殺した鬼神のようであった。


 続いて、黒い影が砂を蹴立てて現れる。

 ソルガ・ユルヴァ・ストリクス中佐の駆る『オーディン』だ。

「エルザ、合流する。……始めるぞ」

「……了解、ソルガおじさま」

 上空から舞い降りたエルザの『ケートス』には、以前のような遊び心は微塵もなかった。

 かつて技術者たちに「おねだり」して作らせたその神機体は、今や純粋な殺戮機械として異彩を放っている。

 彼女たちが直面したのは、AAUが誇る主力機『アイアン・デューク』と、改良型『アイアン・デューク II』の群れ。


「避ける必要はない……当たらなければな」

 ソルガが精密な射撃で敵の関節を撃ち抜き、その動きを止める。

 そこへエルザが、右手の怪物――180mmショットガン『八岐大蛇』を叩き込んだ。

「殺す」

 エルザとは思えない氷のような呟き。

 至近距離で放たれた超空洞弾の衝撃。

 AAU機自慢の圧延鋼板が紙細工のように弾け飛ぶ。

 地上で放てば軽量機をひっくり返しかねないその暴れ馬のような反動を、エルザは瞬時の重心制御でねじ伏せ、逆に次の機動への加速エネルギーへと変換して、立て続けに三機を粉砕した。


 その瞬間、ケートスが50メートルの高みへと跳躍する。

「ソルガおじさま、そこ二機殺して」

 空中で冷たく言い放つと、背部ランチャーから『トール・ハンマー』を射出。

 予令が無い発射に、カミラが慌てて戦域爆撃警報H (ハンマー)を発令する。

 垂直に舞い上がったミサイルは、逃げ場を失った二個小隊の直上から死の雷となって降り注いだ。

 エルザ自らにも誘導されたミサイルは、軽くショットガンのバレルで軽く弾き飛ばす。

 帝国の技術を中途半端に導入した『II』型は、無駄に濃厚なマンガニス蒸気の漏洩により次々とミサイルにより破壊されていった。

 ソルガは、戦慄した。

 180mmの反動を照準の補助機構としか思わない、その天才的な技量は以前からだ。

 跳躍からの空中の三次元機動に至っては、カイ少将以外に追従できる者など存在しないだろう。

 だが、今日の機動は決定的に違っていた。

(殺意が……溢れている)

 効率を極め、一切の躊躇を排したその動き。

 ソルガは、エルザのうちで何かが壊れ、修復不能な怪物へと変質していくような危うさを感じ始めていた。


 次に揚陸したのは、シュミットの『ケーニヒスパンター』とアランの『カーリー』。

「……アラン、掃除だ」

「了解……全部、ブチ壊す!」


 シュミットは無言で、電磁ガンブレード『グラム』を振るい、敵の『ハンマー・ヘッド II』が振り下ろす超高温ヒーター内蔵のメイスを、その熱量ごと断ち切った。

 断面から火花が散る刹那、シュミットはブレードを構え直すことなく、刀身の中心に隠された120mm試製対要塞ライフルのトリガーを引く。

 ズドンッ! と、至近距離で爆ぜる狂暴な重低音。

 巨大な薬莢が排出される。

 400メートルの射程を誇るその一撃は、零距離で放たれればもはや「射撃」ではない。

 砲弾は敵機の胸部を盾ごと消し飛ばし、背後の装甲をも貫いて、交差点の向こう側の壁までをも粉砕した。

 予備刀『レフィル』を背負ったダークイエローの機体は、その凄まじい反動を抜きん出た腕部可動速度で抑え込み、次弾を求めるように滑らかに旋回した。


 その隣では、四本の腕を持つ異形機『カーリー』が、狂気的な舞踏を演じていた。

「死ね……死ねぇッ!!」

 アランは機体重量を乗せた体当たりで敵機を怯ませると、四本の剛腕を野獣のごとく振り回した。

 新型流体モーターが唸りを上げ、鋼鉄の巨躯が、熟練の武道家のような「正拳突き」を繰り出す。

 一撃目が敵の頭部を潰し、二撃目が装甲を歪ませる。

 AAU機が緊急脱出装置を起動させる暇など、一秒も与えない。

 三本目、四本目の腕が『コロッサス』のコクピットに高振動電磁刀を突き立て、引き裂き、別の機のコクピットを貫通した拳は、中の生身の人間ごと握り潰した。

 肩部や肘部の攻撃的装甲が敵を削り、アランの咆哮に呼応するように四つの拳が交互に叩き込まれる。

 もはやそれは戦闘ではなく、鋼鉄による「肉弾戦」だった。


 彼ら二機が陣取った交差点は、瞬く間に地獄と化した。

 電磁ブレードに断たれ、120mmに貫かれ、四つの拳に砕かれた残骸が、恐ろしい高さの壁となって道を塞いでいく。

 シュミットの冷徹な一撃と、アランの獣じみた連撃。

 二人の「狂気」が刻む死の結界は、AAUの兵たちに、退却という選択肢すら許さなかった。


 最後に、重厚な地響きとともに、狙撃班のガリアスとヴォルフが降り立つ。

『トール』と『ウール』。

 二機の狙撃機は、揚陸地点の岩陰に潜むと、一・五キロ先の防衛線を無慈悲に間引き始めた。


「親父……右の『スカイ・フォール』、ロケットを撃つ前に黙らせる」

「ああ、ヴォルフ。こいつらも上陸時に虐殺に加担した連中だろう?……一発で殺すのは気が引けるな」


――シュンッ……!


――シュンッ……!


 乾いた排気音とともに、AAUの『アイアン・デューク』が、一機、また一機と、燃料室を撃ち抜かれて火だるまになっていく。

 AAUの鈍重な三脚・四脚フレームは、彼らの「神の領域」の狙撃から逃れる術を持たなかった。


 ハインツは自らも戦いながら、全ての小隊の動きを完璧に把握していた。

「シュミット、三時方向に敵増援。……ガリアス、あそこを潰せ。G-8だ。エルザ、冷静になれ。深追いしすぎるな。……」


 その指示は冷徹で、かつ慈悲深かった。

 誰もが口を開かない。

 だが、その操縦桿を握る手には、ボロ雑巾のようになった英雄への「返礼」としての怒りが、静かに、しかし激しく燃え滾っていた。


 AAUの貧弱な防衛線は、リヴァイアサン中隊という名の「暴力の塊」によって、蹂躙されようとしていた。

 中隊内にあるのは、かつてのライオン・ポート戦のような「英雄を信じる熱狂」ではなく、昏睡し続けるカイへの「祈り」に似た重苦しい沈黙だった。


 だが、その均衡が、マリアからの震える声によって、劇的に打ち砕かれた。

「大和コントロールより各機へ! 揚陸地点後方の第4収容所を完全制圧! ……バティスタ大尉の妻、エマ・バティスタさんの生存を確認! 私の家族も…… エウロ第八四一装甲擲弾兵師団より入電!家族も全員、無事ですッ!!みなさん、ありがとうございます!」


 通信の背景で、マリアの嗚咽とも絶叫ともつかない声が漏れ聞こえてきた。

 その瞬間、戦場の「色」が変わった。


「……あ……」


 市街地で鋼鉄のバリケードを黙々と作り続けていた『カーリー』のコクピット。

 アランの視界が、一瞬で熱い雫に塗り潰された。

「アラン!戻れ!アラン!」

 怒りで聞こえなかった隊長機シュミットの無線が聞こえ始める。

 脳裏を過ぎるのは、あの日崩れ落ちた冷たい床の感触ではない。

 エマの柔らかな髪の匂い、焼き魚の香りがする台所、そして「お帰りなさい、あなた」と微笑む、何物にも代えがたい日常の記憶。


「ああ……あああああああぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 アランの喉から、獣のような咆哮が迸った。

 同時に、四腕機『カーリー』のマンガニス反応炉が、これまでの限界値を突破する臨界点へと跳ね上がる。

 機体全体が脈動し、各所の冷却スリットから白銀の蒸気が噴き出した。


「エマァッ! 今すぐ行く! 邪魔だ……俺とエマの間に立つ奴は、一匹残らず……塵も残さず、消え失せろぉぉぉッ!!」

「どこへ行くんだ!アラーン!」

 叫ぶシュミット。

 狂戦士と化したカーリーが加速する。

 前方、AAUの『アイアン・デューク』が放った90mm砲。

 アランはそれを避けることさえ微塵も考えない。

 左上の電磁鉄甲『マハカーラ』に傾斜角をつけて砲弾を殴り飛ばし、その勢いのまま敵の懐へ飛び込む。


――ガギィィィンッ!


 右下の電磁刀『チャンドラハス』が、アイアン・デュークの重厚な装甲を、まるで熟した果実を割るように両断した。

 脱出装置を作動させる暇さえ与えない、怒涛の四連撃。

 鋼鉄の火花がアランの復讐の炎をさらに煽り、カーリーは爆炎を背負って収容所へと続く道を切り拓いていく。

 一方、病院船『東大和』の病室。


 ユイとユキは、艦内放送による「収容所解放」の速報に聞き入っていた。

 自分たちの体温で温めようと寄り添っているカイの身体。

 その冷たかった指先が、速報の音声に反応したかのように、ぴくりと、確かに動いた。

「少将……? 今、聞こえたんですか……?」


 ユイが震える手でカイの右手を握りしめる。

 昨日、シャッターを切れなかったカメラが、首元で重く揺れている。

 戦場の地獄を記録し続けてきた彼女たちの指に、今、かつてない使命感が宿る。


「ユキ……行かなきゃ。アランさんが、エマさんに再会するところを……マリアさんの家族が抱き合うところを。私たちのカメラで、絶対に『世界で一番幸せな瞬間』にするんだ」


 ユイの言葉に、ユキが力強く頷き、横たわるカイの頬へそっと自分の手を添えた。

 氷のように冷たい肌。

 けれど、その奥で微かに、本当に微かに震える鼓動を手の平に感じた。


「少将、私たちが代わりに行ってきます。あなたが命を懸けて守りたかった『みんなの愛』を、ちゃんと取り戻すところ……全部、漏らさず撮ってきますから」


 ユキが立ち上がろうとしたとき、ユイがその裾を掴んだ。

「ダメだよ。ユキ、二人で離れたら、少将がまた冷えちゃう……」


 その瞳には、自分の体温をすべてカイに注ぎ込もうとする悲痛なまでの決意があった。

「……わかった。お願いね、ユイ。少将のことを」


 ユキはカメラを強く握りしめ、一人、大和の艦橋を目指して走り出した。

 それは凄惨な戦場を暴くための「報道」ではない。

 地獄の先に待つはずの、仲間の笑顔を一枚の画に刻みつけるための、彼女たちの「戦い」だった。


 市街地中央では、ハインツの『ルシフェル』が冷徹なまでの正確さで、アランの背後を狙う敵機を間引いていた。

「……ハッ、アランの奴、愛の力というやつか。良い動きをする」


 ハインツは微かに口角を上げた。

 その瞳の先には、ソルガとエルザ、そしてシュミットが、一つの生命体のように連動して敵を圧倒する姿があった。

  第三小隊の連携には、もはや迷いも澱みもない。

「お姉さま! アランさんが……アランさんが凄いですわ!」

「ええ、マリス! 私たちも負けていられないわ。カイが目覚めた時、この島に一欠片の脅威も残さないように!」


 アンジャリの『クラーケオス』が、海沿いの対艦砲台をマンガニスクリンチャーで根こそぎ引き抜き、海へと投げ捨てる。

 マリスは30mm四連装機関砲で走行車両を蹂躙していた。


 一方で、第一小隊のエルザは、空中で一八〇ミリショットガン『八岐大蛇』を乱射し、AAUの『アイアン・デューク II』の群れを次々と粉砕していた。

「あはははは! 死ね、死ね! みんな死んでしまえ!!」

 空を裂く咆哮。祝砲のごとき爆炎が、スター・アイルズの空を無慈悲に彩っていく。


 エルザは、明らかにおかしかった。

 一八〇ミリの狂暴な反動が軽量な機体を激しく揺さぶるが、彼女はそれをいなすことさえせず、ただ敵を屠るための慣性へと変えて突き進む。

 それは、失われた「上官(カイ少将)」への思慕を糧に燃え上がる、天才ゆえの、あまりに純粋で、あまりに脆い狂気の炎。

 一人の男の命を繋ぎ止めるために、彼女は祈りの代わりに引き金を引き続け、勝利のその先にある「狂気の断罪」へと突き進んでいった。


 大東亜経済広域圏 日和極東連邦

 窓の外には、穏やかな長河州の深い緑が山々に広がっていた。  

 病室のベッドの上、ミナ・イサギは軽やかな音を立てて万年筆を走らせていた。

 便箋の上では、愛する夫への「ビッグニュース」を綴る文字が、楽しそうに躍っている。

『カイ、今日お医者様に褒められたのよ。経過がすごく良いんですって。最後の手術も早まりそう。そうすれば、すぐにあなたの元へ帰れるわ』

 返事が来ないことなど、少しも疑っていない。  夫が今、この瞬間に「死の淵」を彷徨っていることなど、露ほども知らない。  

 ミナはただ、再会の喜びだけを胸に、美しい文字で愛を紡ぎ続けていた。


 ペンを止め、ミナはふふっと微笑んだ。  

 次に会うときは、戦場だろうか。

 それとも、カイが用意してくれた新しい家だろうか。  

 どちらでもいい。彼の隣にいられるなら、それだけで――。

 その時、病室のドアを叩く硬い音が響いた。  届けられたのは、軍の重々しい封蝋がなされた一通の書簡。


 ――大東亜経済広域圏エウロ・ゲルマ・リキ欧州連合経済共同体統合参謀本部。


 見慣れた仰々しい宛名。

 だが、その中身を読み進めるうちに、ミナの指先から血の気が引いていった。

『カイ・イサギ大佐の負傷をお伝えしなければならない事をお許しください。彼は、全軍の先駆けとなり……』

 「戦果」だの「盾」だの、並べ立てられた美辞麗句。

 その隙間に冷酷に記された「意識が戻る確率は低い」という一文。

 さらには、昏睡している夫を「軍に戻れるかどうか」という物差しで測るような記述に、ミナの瞳に激しい怒りの火が灯った。


「……何よ、これ。何なのよ、これ!」


 ミナは手紙を握りつぶし、ベッドサイドの電話へと手を伸ばした。  

 手術の傷跡がズキリと痛む。だが、そんなものは今の彼女には些細なことだった。

「私が行くわ。……今すぐ、彼の元へ!」


 震える指で、手紙に記された連絡先を回す。

 受話器の向こうで呼び出し音が鳴り響く間、ミナの心はすでに、遠く離れたスター・アイルズの病室へと飛んでいた。


「――はい、参謀本部広報官室です」

「リヴァイアサン中隊付オペレーター、ミナ・イサギ少尉よ。手紙を読んだわ」

「は! 少尉殿! いかなるご用件でしょうか!」

 電話を受けたオペレーターの応対は、瞬時に大佐クラスに対するそれへと変わった。  

 リヴァイアサン中隊という肩書きは、軍の官僚機構において階級の壁を容易に踏み越えるだけの、絶大な実権を有している。

 ミナの声は、かつて中隊の頭脳として戦場の混沌を統べていた時のような、鋭く澄んだ響きを取り戻していた。  

 先ほどまで病床で夫への愛を綴っていた女性の影は、そこにはもうなかった。


「一つだけ言わせてもらうわ。軍に戻れるかどうかなんて、どうでもいいの。意識が戻らないかもしれない夫を前にして、軍部の心配はそれだけ? ……いいわ、転院の手続きを今すぐ進めて。私の体調? そんなの、私の意志でどうにでもするわよ!」


 電話を切ったミナは、深く息を吐き、壁にかかったカレンダーを睨みつけた。  

 カイ。あなたはいつだって、無茶ばかりして。  誰かの盾になって、ボロボロになって。

「待ってて、カイ。今度は、私があなたの盾になる番よ」


 彼女は痛む体に鞭を打ち、荷物をまとめ始めた。  

 彼の身体に、命の温もりを届けるために。    英雄の妻は、誰よりも強く、誰よりも気高く。  ミナ・イサギの、愛する夫を「人間」の世界へ連れ戻すための、孤独な戦いが始まろうとしていた。

 一九八四年六月一日。  

 かつて東洋最大の要塞と呼ばれ、帝国に占拠された絶望の象徴と化したスター・アイルズは、ついに陥落した。  

 大東亜、およびエウロ欧州連合の完全なる勝利であった。


 押し寄せた鉄の波が引き、硝煙の向こう側に朝日が昇る。  

 それは、一人の英雄がその身を削り、三人の少女が死神となり、そして一つの隊の絆が掴み取った、あまりに重い勝利の夜明けであった。

 


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