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(分割前の)ダウングレード  作者: 空のかけら
第1章 普通ではなくなっていく話
5/31

5 高速移動中

 また、非生命体なんだろうね。


 今、飛んでいます。

 ものすごいスピードです。


 ただし、自分の意思で飛んでいる訳でもないし、自分自身でも飛ぶの止めることができません。


 なにしろ、流星なので。


 でこぼこした直径30kmくらいの小さいもの。

 

 あっ…


 通過中の恒星系に浮遊していた小さい岩石が激突した。

 激突したものは、自分の一部になるから、大きさも重さも大きくなるんだよ。


 あっ…まただ。


 恒星間移動中はめったにない出来事なんだけれど。


 この終着点はどこになるのかなぁ~


 ブラックホールに引き裂かれて終了?

 引き寄せられた恒星や惑星に落ちて終了?

 惑星の表面に激突して、その惑星を破壊して終了?


 まぁ、自由意志で飛んでいる訳じゃないから、選択肢はないんだけれどねぇ~♪


 **


 その後、1億年を費やして、軌道を変えることに成功。

 でも、さらに10億年も飛び続けることになるとは思わなかった。

 軌道変更しないで、さっさと結末を迎えた方が早かったかもしれない。


 走馬灯は、あっという間だった。

 主要な出来事が何もなかったからね。


 最後の惑星の海洋部落下が最後かつ最大の見せ場でした。


 海が割れ、地表が割れ、星が砕かれて、灼熱の恒星に引き寄せられて終了。

 壮大な出来事でした。


 軌道変更のテクニック?

 気合いだね。気合い。


///新規取得知識///

高速飛行術(星)、強行破壊技術(運命破壊)


///所持知識///

人工知能、遺伝子工学、農家経営、妖怪使役、憑依体形成技術、電気操作(全)、混乱耐性、胎内行動可能(制限あり)、自動再認識

富士山の裾野に近い大きさを想定


だいたい30kmくらいかな…。

これが地球に落ちると、人類滅亡ではなく、地球消滅レベルらしい。


地球にとって、致命的(=星が砕ける)な隕石は、どれくらいの小ささのものなんでしょうか。

素材?にもよるのかな。


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