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(分割前の)ダウングレード  作者: 空のかけら
第1章 普通ではなくなっていく話
3/31

3 閉じ込められています

 転生したかぁ~と思ったら、その先は真っ暗だった。

 身体もないのか、転生前のような自由に動くことはできないらしい。


 ついさっき、身体の一部が引き裂かれたという感じがするのだけれど、違うような気もする。


 閉じ込められているが、その中をかなりの高速で動くことができるから、その場所を今の意思が持つ力をもって分析してみよう。


 **


 案外簡単に判明しました。

 分析中に、コードが差し込まれ、そちらへ動かされることによって、自分自身が”電気”だったことに気がつきました。

 

 それで、向かった先は、巨大なサーバールームに使われることに…

 でも、サーバーで消費される前に懐かしい存在と邂逅したような気がするんだよね。


 あれは、何だったのだろう。


 自分自身(電気)が消費され、また転生が開始されるのが分る。


 電気にも、転生可能だったんだと気がついたのは、転送先で”普通の”人間の身体を得た時だった。


 確か、電気には神さまはいない…と、どこかで聞いた気がするのだけれど、神はいなくても、その下の存在はいると言うことなのかな。


 **


 このあと、何回も人ではない、普通に考えて生命体ではないものにも転生を繰り返すことになろうとは、ウィルも気がつかなかった。

 そして、その非生命体を経験することで、そのもの自体を自由に扱うことができる派生技術に気がついたのは、ずっと後になってからだった。


///新規取得知識///

電気操作(全)


///所持知識///

人工知能、遺伝子工学、農家経営、妖怪使役、憑依体形成技術

非生命体へは、転”生”というのだろうか?


物語は、空想なので、厳密なお話はダメ。

気にしないのが一番。


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