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第二十話 親友の音

~前回のあらすじ~


澤森財閥一同は栄治郎に反撃を始める。

権利の奪還に成功し、全て解決したように思えた。


だが、栄治郎が仕掛けていた罠により

『りさこわも』の活動の痕跡は抹消されてしまう。


心の拠り所を失った貴子は、音全てを拒絶し部屋に閉じこもってしまう。


学校に来なくなって10日が過ぎた頃、

南と啓一は全国大会を終えた好恵と共に貴子の元へと重たい足を進める。



 白い息が、風に攫われていく。


 ふうっ、と吐いて。


 消えて。



 また吐いて。



 そんな遊びを何度か繰り返した後、

 貴子の両親が、重たい面で三人を出迎えた。



「…いらっしゃい」

「……今日は、ゆうかちゃんもいるのね」


「…お久しぶりです!来ちゃいました〜!」


 会話はそれ以上続かなかった。


 啓一と好恵も一礼をするだけで、何も言わない。


 相応しい言葉が、わからなかった。



 静寂が続く中、

 次のアクションを切ったのは——



「…これ。貴子さんに」



 好恵だった。


 シュークリームの箱を差し出す。

 

 ここに来るまでの間、

 三人で代わりばんこに持ち直していたのだ。


 特に意味はなかったが、

 そのぐらいしか、やることが見つからなかった。



「…ありがとう。

 あの子の大好きなお店のね」

「…そうです。

 食べたら、きっと気分も良くなるかな、って」


 沙富は箱を受け取ると、勝と顔を見合わせる。


 その後で、勇気のバトンを繋いだ勝が、

 少しだけトーンを落とした。


「…娘は今、人に会える状態ではない。

 私たちも手は尽くしているのだが……」


 一度顔を伏せ、呼吸を整える。


「…君たちにも、無下な態度を取るかもしれない。

 考えたくはないが、もしものことも——」


「大丈夫です!!」


 落としかけたバトンを、啓一が繋ぐ。


「自分たちも、覚悟はしています」


「そんなものを持たずして、

 俺たちはこの場に来ていません!!」


「私たち、こう見えて諦め悪いですから。

 ねっ!好恵ちゃん」


 アンカーの南は笑顔を向け、好恵の肩を叩く。


 さっきまで吹いていた風が、少しだけ暖かくなる。



 勝と沙富は、しばらく何も言えなかった。


 やがて静かに頷き、

 三人を屋敷の中へ招き入れる。


「…頼もしいお友達を持ったわね。貴子」



 沙富は背中を向け、声を震わせる。


 南は震える手を握りしめ、

 好恵は呼吸を整え、

 啓一は妹の背中に手を添えて、



 陽の当たらない棘の中を、


 足音を殺すように進んでいった。



♫♫♫



 階段を登っても、廊下はまっすぐ伸びていた。


 想像していたよりは短い。


 その突き当たりの角を曲がった先に、

 棘の森の入り口はある。


 角を曲がる直前、

 沙富が足を止めた。


 三人も釣られて止まる。


 勝は一度振り返ってから、

 静かに扉を叩いた。


「貴子。ゆうかちゃんたち来てくれたぞ」



 返事はない。

 人の気配すら感じない。


 全員に緊張が走る。


 もう一度拳を振りそうなところで、



「おじさま。大丈夫ですよ!」


 南の柔らかい声が、きゅっと空気を撫でた。


「…私、やります」


 南が明るい声で、扉の前に立つ。


 そうして息を吸うと——



「き〜こ〜!来たよ〜!!」


 大袈裟に優しい声を上げ、ドアノブを回した。


 向こうから漂う空気とは裏腹に、

 自分とシンクロするかのように軽かった。


 だが、目の前に映ったものが現実だと、

 すぐには理解が追いつかなかった。



♫♫♫



 暗い。



 明かりも、音も、


 その一切がなかった。


 カーテンは閉められ、

 ベッドの上で、捨て猫のように身体を丸くしている。


 近くにあるデスクには、

 読みかけの本と、乾いたコーヒーカップ。

 


 何もかもが、時が止まったように息を殺していた。



 貴子の横で、スマホが光る。音はない。


 奥にある小さなキーボードだけが、

 新しい音を、健気に待ち望んでいるように思える。



「…貴子」


 その声は無意識に漏れていた。


 一歩足を踏み入れただけで、

 内に秘めた魔王の声が鳴り響く。



 ——これ以上、踏み込んではいけない。


 そんな本能めいた恐怖が、南の足を何度も止めようとした。


 しかし、自分たちまで終わらせたら、

 貴子は本当に死んでしまう。


 だからこそ、止まるわけにはいかなかった。


 心を奮い立たせながら、ゆっくりと貴子に歩み寄る。


「……貴子。久しぶり!

 ずっと学校来ないから心配したよ〜」


 いつもの陽気ささえ、ぎこちない。

 貴子は一瞬横目を向けるだけで、何も言わなかった。


 南はその様子に肩をすくめ、

 静かにカーテンを開けた。


「…空気の入れ替えしないと、身体に悪いよ」


 そう笑って窓を開く。

 その一つ一つの仕草さえ、震えが止まらない。



「うわぁ!貴子見て!

 イルミネーションもう始まってるよ!!

 すっごい綺麗——」


「…何しに来たの?」


 正気のない声が、明るい調子を打ち消した。


 久しぶりに言葉を聞いた様子で、

 沙富と勝も、胸に拳を当てた。


「何しに来たって、決まってんでしょ!

 お見舞いよ。お見舞い!」


 貴子は顔を見なかった。

 南は負けじと、明るい声で抗う。


「ほら。アンタの彼氏も来てるよ」


 そう言って啓一と好恵を部屋に招き入れる。

 念の為、貴子の肩には触れないでいた。


 好恵は啓一の後ろに隠れながら、恐る恐る床を踏んだ。


「…貴子」


 啓一は、それ以上言葉が続かなかった。

 好恵も顔を逸らし、涙をそっと堪えた。


 見かねた南は、沙富からシュークリームの箱を受け取り、幼馴染みに見せつけた。


「じゃじゃ〜ん!

 貴子の大好きなシュークリーム買ってきたよ!

 こういうときは、甘い物が効くんだよ〜」

 

「……らな…わ」


 何を言ってるかは聞き取れない。

 けれどその呼吸だけで、意味はわかる。


「……どうせ何も食べてないんでしょ〜!

 ほら。私たちと一緒に——」

「いらないって言ってるじゃない!!!」


 貴子は声を荒げるだけで、目線は動かさない。

 出会ってからはじめての空気に、一瞬怯んでしまった。



 世間的には、このクラスの財閥令嬢は、欲しいものもすぐに手に入る身分。

 生活水準も、一般庶民とは次元が違いすぎている。

 だからきっと苦労なんてしないし、壁にもぶち当たることなんてありえない。


 そんなイメージを抱える人は一定数いるだろう。


 けれども、南は知っている。


 どんな金持ちにだって、苦労は確かにある。


 身分も性別も年齢も関係なく、

 誰にでも、規模は違えど等しく壁は訪れる。


 ずっと側で見てきたからこそ、自分のことのように胸が痛む。

 だからこそ、その悔しさを少しでも分かち合いたい。身勝手なエゴでも構わない。


 南は箱をデスクに優しく置き、息を吸い直してから次の手札を切った。


「好恵ちゃん」


 優しく手招きする。

 啓一も好恵の背中を押しながら、一緒に側に寄る。


「…ほら。報告」


 好恵も既に泣きそうだった。

 だが、深く息を吸って気持ちを整える。


 貴子はその間も、俯いたまま何も言わなかった。


「今日、好恵ちゃんコンクールだったの。

 私と啓一で見てきたんだけど、もうすっごい感動しちゃった〜!」


 好恵の緊張を解きほぐすまいと、南は更に明るく振る舞って肩に頭を乗せる。

 ツインテールが、優しく頬を燻った。


 貴子の微かに指先が動いた以外は、

 何も変化がない。


 好恵も勇気を振り絞り、一歩近寄る。


「…貴子、さん」


 もはや別の生き物である雰囲気に飲まれそうになりながらも、頼れる先輩と兄が見守っている。


 大丈夫。


 一人じゃない。


 深く息を吸い、胸の奥にある鉛をそっと持ち上げた。


「…今日、全国大会がありました。

 自分たちの代になって、初めてのコンクールで、ものすごい緊張でした」


 不気味な無伴奏が、更に空気を支配していく。


 指揮者はいない。


 この場の音を作れる人間は、

 もう自分たち三人以外存在しない。


 内気なソリストは拳を握ってから、もう一度静かに空気を震わせた。


「……銀賞でした」


「…すみません!金賞で報告したかったのに…。

 悔しいです」


「………悔しい、ね」


 低い声で、わざとらしく呟いた。

 その悍ましい音色が、繊細なソロを引き裂いた。


「……あなたはいいわよね。続けられてるんだから」


 一切の感情のない声。


 地雷を踏んでしまったかもしれない。

 好恵は咄嗟に口を押さえた。


 すると今度は啓一が、妹のソロパートの続きを奏でる。


「そんな言い方はないだろ。

 貴子にいい報告するために、ずっと頑張ってきてたんだよ」

「だから何!?」


 それは、これまで共に過ごしてきた恋人からは、考えられない濁声だった。

 もし近くに刃物が転がっていたら、間違いなくこの場の全員が殺傷されていたかもしれない。

 観客席から見届ける両親も、静かな涙を浮かべるだけで、何もできなかった。


 北風が強く吹き、窓の外のイルミネーションが、細く冷たい色で瞬いた。


「……あなたたち、本当に何しに来たの?」


「…銀賞?悔しい?一生懸命練習した?

 だから何よ!!」

「おい貴子!」

「嫌味言いに来ただけなら、さっさと消えなさいよ!!」


 乱れた呼吸のまま、近くにあったペンを好恵に投げつける。

 その狂い様に、その場の全員が完全に力を失った。


 ——ただ一人を除いて。

 


 彼女は覚悟した。


 もし自分たちでも繋ぎ止められないのであれば、

 目の前の意固地なお嬢様とは、この瞬間をもってお別れだと。


 救えなかった痛みを、

 一生背負って生きていくと。


 人は覚悟が決まると、不思議なほど迷いがなくなる。


 残されたソリスト——南ゆうかだけは、決して闘うことを辞めなかった。

 舞台を降りようとする幼馴染みの頬に震える手を伸ばし、乾いた音を鳴らした。


 一人のファンとして、

 この場の代表者として、


 幼馴染みとして、

 親友として、


 その全ての感情を込めた一音が、

 消えかかっていた光を灯した。



「…アンタさっきから何様なのよ」


「…いつまでそうやっていじけてるつもり?」


「…ねぇ」


 貴子は頬を叩かれても、それでも頑なに顔を上げようとしない。


 南はたまらず、胸ぐらに手をかけた。


「少しはこっちぐらい見なよ!!」


「アンタのためにどれだけの人が時間使ってるのか、どれだけ他人に心配かけてるかわかんないわけ?」

「誰も頼んでないわよ!!!!

 私の身でもないのに適当なこと言わないで!」


 初めてちゃんと目が合った。

 枯れ果てた痛烈な叫びが、部屋の中を反響する。


 啓一は思わず、好恵を庇う形で後退った。

 

 今触れたら、自分たちの身に危険が及ぶ。

 これまでに大勢の人を見てきた両親の反応が、それの証明である。


 それでも南だけは、

 真剣に目の前のガラスを叩き続けた。


「悲劇のヒロインです。だから一緒に堕ちてくださいって?

 笑わせないでよ!!

 そんなことしたって何も変わらないでしょ!!」


 気づけば、取っ組み合いが始まっていた。


 貴子をベッドの上に押し倒し、

 身体を起こしながら南の頬を抓り、

 それを上回る勢いで抑えつける。


 付き合いは長いが、

 これまで喧嘩など一度もしたことがない。


 いつも冷静な二人が、

 ここまで感情を露わにしている。


 啓一と好恵は顔を伏せ、両親の元へと避難した。



 髪を掴む。

 服を引っ張る。

 爪で肌を引っ掻く。


 お嬢様には似つかわない言動でも、

 南は一瞬たりとも怯まない。


 怯んでなんか、いられない。


 その言い合いの中で——


「みんな忘れてしまったのよ!!」


 貴子の吐き出したその音が、南の動きを止めた。


 外で見ていた四人も、揃って息を呑んだ。


「…私はずっと売り物にされていた。

 みんな闘ってくれた」


「…それでも何も変わらなかった。

 辞めることすら自分で選べなかった」


 言いながら、南を抑えつける手が震える。

 南は黙ったまま、崩れていく表情を見上げている。


「…なのに、

 一ヵ月も経てば、もう誰も口にしなくなって」


 息を吸い直す音さえ、今にも途切れそうだ。


「…もう私は忘れられてしまったのよ。

 ずっと頑張ってきたことも、全部」


「全部なかったことにされた気持ちが、

 ゆうかにわかるの!?」


 その場の誰もが、傷跡を抉られる。

 好恵は啓一の背中に顔を預け、小さく涙を溢す。


 南は貴子から目を離さず、

 呼吸が静まるのを待ってから、小さく言い返した。


「……やっぱり、貴子は何もわかってない」


 身体を起こし、南が貴子に馬乗りになる。


「選べなかった?忘れられた?

 ふざけんな!!」


 もう一発頬を叩き、反撃を始める。


「私たちは忘れなかった!

 ずっと力になろうとした!!

 なのにその気持ちを蔑ろにして、一人で閉じ籠ってるのは誰!?」


 顎を掴み、顔を見つめる。


「なかったことにしてるのはどっちよ!!」


「お祝いしたとき言ってたよね?

 "どこにもいかない"って!」


「じゃあ今、アンタはどこに行こうとしてるのよ!!」


 その言葉で、貴子の目が潤む。


 それだけで真っ黒に塗り潰された空気に、

 少しずつ色が戻ってくる気がした。


「貴子は、昔からずっと私の憧れだった。

 何に対しても真っ直ぐで、努力家で。

 いつも気丈に振る舞ってるけど、

 本当はとても繊細で、寂しがり屋で」


「誰よりも最後まで立ち向かおうとする。

 それが私の憧れた、澤森貴子なの!!」


 南は涙をぐっと堪え、襟を掴み直す。


「私だけじゃない。

 啓一も!好恵ちゃんも!ここにいるみんな!

 貴子のそんなところに、いつも動かされてきたの」


「アンタそんな私たちの思いまで踏み躙るつもり?」


 南は最後の一撃を叩き込む。


 少しの間の後、貴子は肩を震わせながら、

 唇の僅かな隙間から細い音を鳴らした。



「…かった」


「…もっと歌いたかった」


「……たくさんの人に、聞いてほしかっただけなのに」


 初めて動画を投稿してから、

 何気なく呟いた一言。


 その気持ちは、今も変わらない。


 変わらない。


 …変わってなかった。



「……ねぇ、ゆうか。

 私の歌は、なんのためにあるの…?」


 南はやっと出してくれた本心を、

 黙って自分のことのように受け入れる。


 二人の間を隔てていた大きなガラスが、

 ゆっくりと溶けていく。


 南は幼馴染みの身体を引き上げ、

 ゆっくりと胸の中に沈める。


「…貴子は悪くない。

 貴子の歌は貴子のものだよ」


 数日ぶりに人の体温を感じた貴子は、

 まだ残っていた感情を一気に放り出すように声を上げ、大粒の涙をボロボロ溢した。


 暗闇の中に、ようやく光が戻ってきた。


 沙富と好恵もその場に崩れ落ち、

 安堵の涙を浮かべた。



「…おかえり。貴子」


 南は腕に力を込める。



 もう二度と、道を踏み外さないように。



 そのまま二人で抱き合ったまま、

 しばらく涙を浮かべていた。



 少しして、貴子のお腹が鳴る。


 あまりに拍子抜けしたその音に、

 南と貴子は、思わず吹き出した。



「…やっと笑った」


 さっきまでかかっていた靄は、

 嘘のように晴れている。


「…そうだ!

 せっかくだから、みんなも家で食べていきなさい」


「おー!いいですね!!」


 勝の気遣いに、啓一が真っ先に反応する。


「私も食べる〜!

 お嬢様と同じディナー、一回経験してみたかったんだ〜」


 南は貴子の手を取って、

 ふざけた調子で乗っかる。


 廊下へ賑やかに歩き出す背中に、貴子は深く息を吸い——


「ゆうか!」


 潤んだ瞳。


 だけど、

 出会った頃と変わらない健気なお嬢様の目。


「…ありがとう」



「こちらこそ」


 南は得意げに、ふざけたポーズを取る。



「啓一くん。好恵」


「二人もありがとう。それと、ごめんなさい」


「……おう」


「…よかったです。貴子さん」

「おい好恵。いつまで泣いてんだよ」


 いつもの賑やかな掛け合いが、

 じんわりと温かい。


「パパとママも、心配かけましたね」


「…いいのよ」

「笑ってくれて、嬉しいよ」



 そう言って勝と沙富は、

 廊下の使用人に、ディナーの支度を指示する。


 使用人たちもお嬢様の復活に、

 祝杯のムードで移動を始める。


 屋敷に、また光が戻ってくる。


 好恵と啓一は、用意されるお茶を飲むために、

 勝の後に続いて、先に広間へと足を進める。


 沙富は一つ息を吐いてから、

 貴子と話す南に顔を向け——


「…ゆうかちゃん。ありがとう」


 深々と頭を下げる。


 南はしっかりと誠意を受け止めてから、


「…いえいえ。私、諦めだけは悪いので」



 和かに笑いかけ、仲良く広間へと歩き出す。



♫♫♫



 一人、その背中を見守る貴子。


 まだ完全に傷跡が癒えたわけではない。



 起こった事実も、

 消えてしまった栄光も、


 その全てが覆ることはない。

 


 けれどもこのときだけは、

 確かに心を掴まれた。


 自分がどれだけ、周りに愛されていたのか。


 仲間の思いを、まじまじと感じた。

 


 窓の外のイルミネーションが、

 一際眩しく煌めいている。


 その眩しさは、賑やかで、格別で、

 ほんの少しだけ強がりで。


 怖いくらい、誰かによく似ていた。



 どん底から救い出してくれた、命の恩人に。


 どこまでも敵わない、幼馴染みに。



 いつもすぐ側で、

 自分の進む道を照らしてくれる。



 その笑顔の光を、



 どこまでも、追いかける。

ご覧いただきありがとうございます


書きながら涙が止まりません

我ながら神回ではないでしょうか笑


さて、そろそろ第一部も終盤へ。


現在のバンドとの繋がりへの伏線回収をお楽しみに

では、また次回も見てね♫


夜留タクト

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