決闘場
「次の戦いで勝った方が二位になるのか」
「ああ。そうだな。恨みっこなしだぞ」
「そういえば、お前と本気で戦うのは初めてかもしれないな」
「お前相手に本気を出しても、一分も持たないよ・・・」
「まあいいや。試合頑張ろうな」
話し終わると同時に二人は闘技場に送られた。
紹介が終わり決闘が始まった。
試合が始まるとレイは大剣を二つ持ったまま、攻撃を仕掛けてくる。
ユキはティアマトを盾に、ファフニールを籠手に換え攻撃を受け流し殴りつける。
籠手で受け止めると今度は、盾でのカウンターなど完全にカウンターでダメージを与える。
いつもの戦い方が自分から攻めるか、相手が疲れを見せ始めたところを攻撃する、避けて攻撃などの戦い方しか知らないレイは、ユキにカウンターによる攻撃による攻撃を受け戸惑い、単調な攻撃しかできなくなっていた。
正気に戻ったころにはHPが半分以上削られてしまった。
正気に戻ったからと言ってカウンターを防ぎきれるわけも無く三十分ほど粘ったがダメージを与えられずに負けてしまった。
決闘が終わり二人は元いた控室に転移された。
「ユキ、お前強すぎだろ。これでも、俺強い方なんだけど・・・。俺でもダメージ与えられないって殆どダメージ与えられる奴いないだろ」
「一位の奴はお前より強いんだろ。だったら少しくらいならダメージ食らうんじゃないか?」
「決闘場での現在一位はアオさんだよ。アオさんの武器は神装の銃と自身の拳みたいだな」
「職業はなんだ?」
「まだ進化させた奴はいないから拳闘士になるな。アオさん相手にするときは遠距離と近距離両方できないときついんだけど・・・・まあ、お前には関係ないな。魔法も使えるしな」
「じゃあ、申し込むか・・・・・お、OK来たぞ。丁度決闘場にいたみたいだ。今の試合ももうすぐ終わるからすぐに試合始まるな」
「終わったみたいだな。頑張って勝って来い」
「元より負ける気は無いけどな」
ユキは決闘場に転送された。
「一位入れ替えとなるか!決闘場一位アオ対決闘場二位ユキの試合を始めます」
「ユキ君か。今度はこの前みたいに一筋縄に負ける気は無いよ。勝きでいくから」
「負けるつもりは僕もないですよ。じゃあ試合を始めましょう」
「アオ対ユキの試合を始めます。
レディ~ファイト!」
最初は拳闘士のスタイルでいくようだ。
殴ってきた拳を受け流すと、背負い投げをする。
アオも受け身を取り衝撃を流したがダメージはくらってしまった。
アオは姿勢を整えユキから離れると神装を取り出す。
アオの神装は重機関銃でステータスをフルに使って一人で撃ってくる。
ユキはティアマトとファフニールを取り出すと刀に変える。
アオは弾を撃ってくる。
ユキはその全てを見切り、切り裂いていく。
常人の身体能力を超えているユキだからこそできる荒業だ。
ユキも避けられる弾は避けているようだがそのほとんどを切り裂いている。
五分ほどたってもユキは疲れた様子を見せず、逆にアオの銃の方が弾切れを起こしてしまう。
その隙を見逃すわけも無くアオは一瞬にして首を刈られてしまった。
「勝者ユキ!これで、決闘場の一位はユキに変わりました~!!!」
司会者の声を聴きつつユキは元の控室に戻った。




