閑話 ███・█████の叫び2
「多分だが、俺はお前みたいに、傲慢にならなかったんだよ。」
その瞬間、俺の中の何かが開いた気がした。
「俺は完璧じゃないってずっと思い続けながら修練を続けてきた。今も続けている。けれど、お前からはその必死さを感じないんだ。大きな力に頼り切りのように感じる。大方、幼児期に急激に成長して周りから褒められ続けたんじゃないのか?俺にはお前がまだガキに見える。ただ自分の凄さを他人に誇示しているバカ。どうしてもそれ以上に俺は思えないんだ。」
「足元にすら及ばない?結果はどうした?足元に及ばないのはお前じゃないか。この学校のテストは普通に小学生に中高生並みの問題を出題してくる。副教科は専門的な内容を聞いてくる。すべてを覚えられて半人前だ。そこから応用に対応できるようになって一人前、それ以上に対応できるようになって超一流だ。」
今までなら苛ついていたかもしれない。けれど、不思議と落ち着いていた。そうか。俺は学ぶというものがなにか知らなかったのか。
「お前に足りないのは情熱だ。学べ。学べ。学べ。学べ。学べ。全てにおいて一流になれ。俺と肩を並べられるのはそれからだ。わからないんだったら聞け。教えてやる。学ぶ意欲を持て、ガキ。」
俺の目が変わったからだろうか。彼の俺を見る目も少しずつ変わり始めた。嫌悪の視線が少しずつ変わる。
「俺には、情熱が足りなかったのか。」
「俺は、お前は筋は良いと思うぞ。わからねえんだったらほんとに聞け。どんなことでも教えてやる。」
改めて彼の顔を見る。その境地に至ることのできた理由は、顔に示されていたじゃないか。
普通の小学生は、そんな顔をしていない。
奈落のような目。すべてを見通しているかのような目。彼の目は、そんな目にしか見えなかった。自分を超える者の存在に、胸が高鳴る。まだ俺は学べることがある。
「ありがとう、俺に成長の機会を与えてくれて。」
「感謝なんていらない。友達だろ?」
足りなかったピースは、全て揃った。
そうして、彼は一歩を踏み出した。
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「...まあ、そんなところだな。英語で喋ったのは気分だ。」
<コメント欄>
「自動翻訳使ったけど...ううううううううう」
「いやあこええなあの学校」
「そりゃそうだろ小6で東大合格できるクラスまで育てられるんだぞ」
「えぐすぎだろ」
「リアルでそんだけ仲良くてこんだけ規格外ならこうなりますわな」
「待って地味に時鳥くん怖すぎることしてない?」
「満点草」
「小学生ですよね?ええええええ...」
「つまり人外はヤバいやつってことだ」
「職業試験45分耐久→レベルカンスト→初期化→レベルカンストに戻る」
「地獄で草」
「帝王系統なるだけで怖いもんなあ」
「カンストのあとレベリング速度下がるらしい」
「なんで知ってんだよw」
「いま人外このクラン以外いないからなw」
「草」
「論破乙」
「俺人外ですけど何か???????????」
「(ランキングスクショペタ)」
「(必死に打ち込んでるニキの画像ペタ)」
「草」
「特定乙」
「話逸れすぎ動画聞こう」
「ニキはほっとこう」
「後でPKしてくる」
その選ばれし者でも入学試験合格が難しいのがヴァストフVR高等学校である。
どれほどの人外が集まるこの学校は、今後WBOを更にかき回していく。




