表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カイト&メイソンの軍事交換日記  作者: 龍鳴 竜
4日目 エースの恋路Byメイソン
14/31

1ページ目

 愚者なる独り身様へ

 私もまだ水着は見れていませんが2人で楽しく街中を駆けずり回ってましたよ。

 ちょっと銃弾や血が飛び散りましたが。楽しかったですよ。

 あなたも恋人様とどうですか?(笑)

 それも昨日の話ですがね。


 さて、久しぶりだね。記者くん。

 現在も世界は戦時中だ。今から80年ほど前にソ連がキューバにミサイル基地を建造、アメリカと全面戦争が始まり、その結果、国連が『共産主義』と『資本主義』に別れて冷戦が激化、二大勢力がぶつかる第三次世界大戦が始まったわけだ。

 さらに『資本主義』、『共産主義』の中からキリスト教やイスラム教などの宗教が突然、独立を宣言し、唯一神を信仰することで全ての人類を統一するという『神政主義』が出来た。


 そして現在の地球は『資本主義』、『共産主義』、『神政主義』、の三勢力が戦争しているわけで、中でも『神政主義』だけは自分の領地からあまり出ず、領地の防衛だけに専念している。

 そのため『資本主義』と『共産主義』の勢力争いになっているというわけだ。

 ここまでは前と同じだ。少し違うのは南極を『資本主義』が占拠したせいで情勢が少し変わり始めた点くらいだな。


「──────」


 どうしてここに居るのかって?

 確かに、君はマスが定冠詞に付くそれもどの世界的情勢にも属していなく、3つ全てを自由気ままに探り回っている珍しい記者様だ。普通なら会うことも珍しいだろうね、それもこんな()()()()()()()()()だなんて、まさに神が起こした奇跡レベルのものだ。


「──────」


 ああ、安心してほしい。君に危害を加えるつもりは無いからさ。

 君に危害を加えるのは私の目的にも反する。

 だいたい君を襲うのならもっと早く出来たんだよ?

 っと、それで『神政主義』はどうだったのかな?


「──────」


 まあ、そうだろうね。元々戦線というものが存在しないから目的地が決まらず、運だけを信じて『死神』を探したところで何も得られないのが当たり前なんだ。落ち込まない方がいいよ。

 それで、次はどこに行くつもりなんだい?


「──────」


 また、『神政主義』の『死神』を追っかけるのか。まぁ、『資本主義』や『共産主義』のように公開できるものは公開しているところに比べればビックニュースというものは転がっているだろうだろう。だがあくまでも、公開しているのは行政だけの話だ。一般の企業からネタを拾うことの方が遥かに楽だろうに。

 君はそれでも『神政主義』の『死神』を追っかけるのかい? 無駄なことだと知りながら。


「──────」


 それでもいいと言うのか。

 私には君がそこまでして『死神』に固執する理由が理解できないよ。

 それとこれは興味本位なんだけど、君は『死神』が何かわかっているのかい?


「──────」


 ふーん。『死神』達が持ってる正義と覚悟くらいは知っているんだね。いや、何も知らないから適当に調べている訳では無いんだね。

 だかそうだねぇ。助言くらいは出来るかな?

『共産主義』の本国、ソ連の首都に行ってみるといい。

 恐らく何かしらの事件が起きるはずだ。


「──────」


 別に君にだけに教えてるわけじゃないよ。だから、なんで特別扱いするんだっていうその質問は適切じゃないね。

 他のマスが付くメデイア達にも教えているからさ。


「──────」


 利益があるのかって?

 うーん。どうやら『資本主義』よりの考え方をしているみたいだね。まぁ、どデカいネタを上げて一儲けしようと考えるくらいだしね。

 まぁ、利益というものはあるのだよ。


「──────」


 いや、違う。確かに3大勢力から金銭で雇われて情報統制をする奴らもいるがそれとは違う。

 むしろ逆だね。強くなりすぎた勢力の黒い部分をさらけ出して弱体化させ、弱まった勢力を情報統制によって復活させる。

 そうすると3大勢力が勢力争いを続けて戦争が長引く。まぁ、戦争特需によって成り立っている発展途上国などはそちらの方が嬉しいわけだ。

 そしてそういうヤツらから金をもらって勢力を調整しているのが私の仕事だね。


「──────」


 ははははは。面白い考え方だね。

 いやぁこの仕事も長い間やってきたけど世界を1人の手で調整しているなんて考えたのは君だけだよ。

 もちろん私1人で世界を調整することなど出来ない。

 3大勢力に浸透した仲間たちと共にやっているんだよ。

 つまりあれだ。表向きは殺しあっているけど裏では手を取り合っているってやつだね。

 しかしその考えた方は面白いね。

『神政主義』に立ち寄った時にでも言ってみようかな。私は世界を調整している神みたいな人なんだってね。


「──────」


 ソ連で起こることか。先程のジョークは無視することにしたんだね。

 そんなことでは読者を楽しませられないよ。

 しかしそうだね、君は正義が何か考えたことはあるかい?これはそういうちっぽけな話なんだよ──

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ