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努力型の天才とはこのことです(本人は無自覚)

明日は過労死の方になりそうです。

さて、あっさりと追放されてしまった訳だが…


「これからどうしようかな」


今後行くあてなんてないからね。


「取り敢えず薬草でも採るか…」


僕たち冒険者にはランク付けがなされていて、僕は支援魔術師という職業上最低から一つ上のDランク。


受けれるクエストは限られてる訳だ。


「あれ?もしかしてシルフさん追放されたんですか!?」


よく僕の対応をしてくれる受付のお姉さん。確かに今まで勇者パーティーにいた人間が薬草採取しようとすれば


驚きもするか。


「ええ。なんかお前は火力にならないとかで」

「あなたは支援魔術師でしょうに。それでクレハさんが…」

「クレハさんがどうかしたんですか?」

「昨日、急にパーティーを抜けると言い出して。今はその話題で持ちきりですよ?」

「でも、パーティーメンバーは満場一致で僕を追放したので、関係ないと思います」

「それは本当ですか?クレハさんの話では、ハヤトさんが一方的に追放したと言っていました。彼女は、貴方の意味をしっかりと理解しています」

「そうですか…」


正直見捨てられたと思って、挨拶も無しに抜けて来ちゃったよ。クレハさんには良くしてもらっていたので、顔


だけでも出したいな。


「取り敢えず、薬草採ってきます」

「よければ、パーティーを紹介しましょうか?実力に見合ったクエストを提供できますが…」

「いえ、しばらくはソロでやっていくつもりなので」


こうして僕は、久しぶりに薬草採取に出かけた。


**********


クエストの内容はツルギ草の採取。毒の治療ポーションの材料となるが、とにかく生息数が少なく栽培も難しい


ので、恐らく常駐クエストの中では一番報酬が良いんじゃ無いかな?


「まあ、支援魔術師の数少ない特権だし…」


僕は支援魔術師のスキルの一つ、『索敵目《サーチ•アイ》』を発動させる。これは周囲の動植物の場所、種類


がわかるというもの。このスキルがあれば、薬草採取は楽勝なのだ。他にもダンジョンで迫ってくるモンスター


を索敵したりする際に使ったりするが…


「お、あったあった」


スキルが示す場所に向かえば良いので、別に苦でも何でも無い。


約一時間程かけ、およそ100本ほどのツルギ草を採取することができた。


**********


「はい、今回の報酬です」

「ありがとうございます」


報酬は10万エル(1エルが1円)だった。支援魔術師の天職じゃないかな?言ってて悲しくなってきたよ…


「相変わらずすごい量ですね…」


確かにレアではあるが、いつもこのぐらい採れてたから実感が湧かないな。


「人には言いませんので、よければ方法を教えて貰えませんか?」


そう言って耳を近づけてくる。今気にすることじゃ無いかもしれないけど、この人結構美人なんだよね。綺麗な


茶髪が目に入って心臓に悪い…


「普通に『索敵目《サーチ•アイ》使ってるだけですが…」

「えっ!?でもあれ、何か生き物がいると分かるだけのはずじゃ…」

「そうなんですか?僕は固有名まで分かりますけど」

「あなた、熟練度が高すぎるわよ…」


各スキルには熟練度という内部パラメーターがある(と言われている)。これはスキルの使用とともに上がってい


き、徐々に効果が強くなっていくのだ。


「まあ、魔法の練習は欠かさずやってましたからね。熟練度には少し自信があります」

「その様子だと、固有魔法も凄いんでしょうね…努力の賜物ね」


ん?褒められたのか?

お疲れ様です。是非、是非!ブクマと評価お願いします!

ちなみに作者は天才に生まれたい人生でした。

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