094 破壊神伝説
93話の続きです。
今回チョットグロいですので、ご注意ください。
「その後はどうだったのですか?」
「それは…」
高位存在と邂逅した後、私の生活は一変した。まず、不変の身体を手に入れた。怪我をしても直ぐに治ってしまう。切り傷だけで無く、打撲や骨折などもだ。流石にいっぺん死んでみる気は起きなかったけど…。今のところ死んだことがないので、不死は実は実証されてはいない。
また、コレも気づくのに時間がかかったのだが、不老になっていた。8年経っても20代前半の体型を維持していた。肌のハリも、シワの無さも…。
といっても、空腹ならお腹が空くし、排泄もしている。ただ、周りから奇異な目で見られるようになったのだ。住処を転々としていた時、討伐隊がやって来た。
「俺達は勇者のパーティだ!お前が噂の破壊神かっ!」
「⁈破壊神?どこに?」
「何を惚けたことを!貴方には教会から破壊神認定がされています!不老不死である化物め!」
「勇者カゼル推して参る!」
「聖女プリシア正義の名の下に!」
「大賢者マクシミリアンの叡智を知れ!」
「聖騎士ラインハルト…
「ウザい!」
私は精霊魔法では最強の『四霊重殺』を撃つ。火炎が、水流が、暴風が、岩石が勇者達を襲う。
とりあえず拘束してから治療をする。
「…なんで私が破壊神なんだ?」
勇者達には軽い洗脳をしている。
「貴方が…不老の持ち主…だから…捕らえてその方法を…聞き出す…」
「破壊神…倒せば…勇者の名が…」
「破壊神の…持つ禁書…」
「上玉…奴隷…」
ブチっ!コイツら…本当に勇者・聖女パーティなのか?とりあえず正気に戻して…。
「ハン、私が破壊神かっ!ならそれっぽいことをしないとな!」
「なっ、何をする気ですの!」
「とりあえず、お前等の正気を破壊するか!」
私は地面に穴を開けて聖女を蹴り落とす。隙間無く蓋を閉めて…。
「お前っ、聖女に何をする気だ!」
「うん?普通に拷問だけど?」
「拷問だと…!」
私は…あまり想像したくないが穴に大量のミミズを召喚する。
「ぎゃあああああああああああああ!やめて、出して、許して!お願い助けてーーーー!」
10分後、聖女だけを転移して鎮静させる。正気には戻るが記憶は消えない。
虚ろな目をした聖女を私は次の穴に落とす。
「やだ、やめて、お願い…」
「大丈夫、もうミミズなんか入れないわよ?」
「本当!」
「ええ、次は蛇だし…」
「なっ!」
またもや蓋をして蛇を召喚。
「ぐわぁぁぁっぁぁっぁぁぁ!」
「やめろ!この破壊神めっ!」
「…そういえば、そこの聖騎士は性欲のはけ口が欲しかったようだな!」
「なっ!」
私は勇者、賢者、聖騎士を木につなぐと静寂をかける。後は奴らの乗った馬車の馬を洗脳する。
「さあ、存分に楽しめ!」
もちろん奴らの下半身はズボンやパンツは取っ払っている。
「ブヒひっひひぃぃぃぃん」
うるさそうなのでやっぱり静寂をかける。
…1時間後、一通り制裁を加えたら聖女は完全に落ちた。ダークサイドに…。勇者達も目が虚ろだ…。
コレで2度と私に刃向かうことはないだろうし、この事を人に言うことは無いだろう。いきなり馬並みを受けたのだ…。勇者等は今後馬には乗れないだろうし…。
私はカッツネラ教国へ勇者達を連れて転移して教皇に言い放つ。
「私を破壊神扱いするなら、それ相応の覚悟をするがいい!」
私は後ろに手をかざし『天地崩壊』を放つ。光の塔を突き抜けカッツネラの国境の山を吹き飛ばす。示威行為はしたので転移で帰宅する。
また引っ越さないと…。
「てなことがあったのさ」
「ヒドイですね…色々と…」
「だろう?いきなり破壊神とかありえないでしょ!」
「まぁ…そうですね…」
「あれ以来カッツネラ教国とはソリが合わないんだよ。まぁ、今は分裂しちゃったけどね」
カッツネラ教国は教皇派がさらに3つに分裂しているらしく、すでに国の機能が無い。まぁ、あの国は放っておくのが1番だし…勝手にやってればいいのさ。
勇者はその後何かに目覚めたの…か?




