↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幸運とスキルで転生先でも生き残る  作者: なお
旅立ち

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

99/152

旅空5

久々に小ざっぱりとした教会跡地。朝の糧を得たので軽く調理して、半分をお供えして残りをいただく。うーん、あんまり美味くない。純粋に調理が下手だった。もうちょい丁寧に処理すれば、もっと美味くなるのに、勿体無い事をしたな…


初めての食材に苦戦しつつも、次はもっと美味く出来る気がする。不味い飯を供えてしまってすまんね、神様。

そんな事を想いながら、傷んだ壁を石爺で修繕したり、崩れそうな屋根は『修復』で力技を行使。燃費が悪すぎる神聖系上級魔法はなるべく使いたくないけど、屋根ばっかりは俺の労力と資材じゃ解決出来んので、仕方ない。

まず柱梁さえしっかり直して、その次に屋根に手を掛けよう。いきなり屋根に手を掛けたら、逆に倒壊しそうで怖い。

しばらくここで寝泊まりするから、これも立派な奉仕活動や。神の家を修繕しますよ。


夜の狩りに支障が出ない程度に修復をかけ、お部屋をお片付けする。とはいえど、中は植物を排除して清める程度で、粗方片付いた。教会内に物が殆ど無くなっていたからだ。

椅子や机、祭壇の上にある台なんかも、綺麗に無くなっていた。過去から現在までの行商さんが運び出したのか、焚き付けに使ったのか…木製製品が姿を消していた。

この辺もどうにかしたいな…

大型の獲物を捌いて、燻すなりして保存食を作ったら出ようとしていたけど、少し直していきたいな。

それにしても、村を出てから12日、初めて人に遭遇とかヤバい辺境だな。

行商さんの話じゃここから少し上流に行くと、大河の本流に当たるらしい。俺が上ってきた方は支流に当たるらしい。


行商さんの話だと、本流側街道に最近出没する様になった賢狼を避けるため、旧街道に迂回したとか。


ほ、ほーん…賢いワンコならウチに居ますが、狼はちょっと知らないですねぇ…



それにしたって、ここら辺が最前線領域なのか?

クロちゃんみたいな魔犬が居たところを見るに、もしかして上流で木樵して木材流してるところって、未開拓領域?

迷宮引退組が原生林でも切り開いてるの?

もしかして、俺の目指す源流の山で鉱石ウハウハ計画って、無謀な計画だったって事?今では遥か前方に薄らと山っぽいのも見えてきてるんだけど。


何はともあれ、一度現地を見に行くべきだな。

木材伐採場くらいに考えてたけど、そこが開拓領域の最前線だとすると俺が思っていた以上にウチの村って辺境だったんじゃないか、って疑惑が出てきた。

一度後退した支流域の最前線って事にならないか?

本流側もどうなってるか知りたいけど、たぶん本流側はそこそこ栄えてそう。

行商さんの話じゃ、これから本流側の街道に戻るみたいな話ぶりだったし、そっちには商売の種が有るのだろう。

商売の種があるって事は人が居るんだろうし、人の食い物が有るのだろう。


……

一度此処を拠点にして、情報収集と計画の練り直しをするか。

本流方面を探索してみよう。うちの子達は数も多いし、皆んなで押しかけるのは気が引ける。ここはお留守番部隊と探索隊で分けれるように、棲家を整えますか。

ここでなら、主食の麦が足りなくなっても手に入りそうだし、丁度良さそうだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。