幼児期
どうもアルスです。
大地を踏み締め雄々しく立ち上がってから暫く経ち、私は酷く屈辱的立場にあった。
必ずかの那智暴虐な輩共に鉄槌を下し、この身に負わされた屈辱を晴らさねばならない。あぁ、天上に御坐す我が神よご照覧あれ!
「アルスちゃん!早く来ないとアルスちゃんのスイカ食べちゃうからね!」
ネロは黙々とユリアは言った側から俺の分のスイカを貪り食らっている‼︎
その様はまるで志村k脳がカユイ
獣性を抑えな…啓蒙が高まる!昂まる‼︎脳に瞳が‼︎‼︎あぁぁ!神よ‼︎
「なくなるよー」
「たべる。とらないで!」
ママンの出産が近くなってきて、最近伯父さんの家にお世話になる事が増えてきた。貴様ら、この意味が分かるか?出産後に何が残る?そう!へその緒だ‼︎三本の四本目を‼︎あぁぁ神よ!
「アルスがまた神様にお祈りしてる」
「叔母ちゃん、もうそろそろ赤ちゃん産むからしんぱいなんだよねー」
神様が俺を信仰しちゃってる間も奴らはスイカを貪り、結局ほとんど食べれなかった。クソが!
そんな従兄弟とのふれあいパークをして暫くした夏の終わり頃、ママンがかぁいい女の子を産んだ。カミラちゃんです。ママンに似て…似て……ま、まあ普通。ベラさんは推せる!ユリアは将来に期待!カミラちゃんはまだ赤ちゃんだから…ね。
そんなことより、産後の肥立を心配して、ママンにこれでもかと神聖魔法ブッパして体調回復に務めましたよ。
寝静まった夜とかにひっそりとだけど。
なんの因果か、長命種に片足突っ込んでる種族で生まれてきちまったんだ。でも色々と信仰生き急いでも後半生がつまらなくなっちゃうからね。スキルとか色々集めて信仰面倒なことにならない様、ひっそりママンを守護るぜ!
あぁぁ、神よ!白痴を私に強いるのか‼︎
娯楽なき中で、せめて集めるくらいの趣味は許したもう!徒に力を奮う時は、存分に信仰されよ!だが、魂に刻まれたこの収集癖!媚びぬ、退かぬ、顧みぬぞ‼︎必ずグリッチを見つけてこの世をデバックしてやる‼︎
ママンとカミラちゃんを見つめながら、いかにして神様から信仰されないように立ち回るか、悪巧みを考える一歳児であった。




