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彼の背中に近づきたい-12

志賀くんが帰ってくるまでに、家の中の掃除と荷物をまとめよう。




自分の荷物をまとめて、全部処分しよう。その後、メモを残して志賀くんの家を出ればいい。

早坂さんに伝えるのは、それからでいいか。

とにかくゆっくり考えよう。



台所用品、洗面道具。短い間だというのに、私がこの家に持ち込んだものが結構ある。

お布団を干して、カバーを洗濯し、洗い物が乾く頃には気持ちも落ち着いてきた。



消耗品と替えが聞く荷物は、すべて処分した。



最後に念入りに掃除をして、家を出よう。



ここは、志賀くんが生まれた家。ちょっとは、ここに志賀くんと住むんじゃないかと思って新婚生活を妄想したけど…

この家を、うっかり見てしまうと涙腺が緩くなる。近づかないように本当に遠くに行こう。



もう少し…と思って念入りに掃除なんかしたりした。

そんなことしなきゃ良かった。


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