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鳥獣戯詩  作者: 妻戸裕次


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第48話「ゆるゆる時代のパンツ哲学」

多様性の時代、と言われて久しい。平たく言えば——「なんでもあり」の時代、らしい。


同性婚がどうとか、違憲だとか、合憲だとか。ニュースも議論も、なかなかややこしい。


ややこしなぁ……ほんまに(笑)。


コウノトリの都合、つまり“種の保存”の観点から言えば、同性婚、まあ、いろいろ思う人もおるんやろう。けど、それもまた一つの見方。


だって、異性婚でも「子どもはいりません」いう夫婦もおる。

人生いろいろ、夫婦もいろいろ、価値観はほんまにバラバラや。


ええんか? あかんのか?


……まあ、正直なところ

「どうでもええよ」

そんな空気も、どこかに漂う時代。


昔より、社会が

“ゆるゆる”になったんやろか。


それとも——

僕の心の方が、ちょっと“ゆるゆる”になっただけなんやろか。


などと考えていたら、

ふと気づいた。


昨夜のこと、あっ! 風呂あがりのパンツのゴムもだいぶ“ゆるゆる”やがな!


くしゃみしたら落ちそう(笑)


……これこそ、ほんまの多様性かもしれんな(笑)。

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