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鳥獣戯詩  作者: 妻戸裕次


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第30話『ふるさと(脳内ツッコミ全開版)』

先日、テレ東「昭和は輝いていた」で、に関する歌をやっていた。


故郷の歌といえば、やっぱり童謡「ふるさと」やね!!


うさぎおいしい かの山

こぶなつりし かの川


──おいしい言うな、追いしや


食卓に並ぶうさぎ、横には小さな鮒(ふな)……今夜はジビエかい


釣った記憶はあるけれど、料理した覚えはない。誰の思い出や、それ。


夢は今もめぐりて 

忘れ仇 長崎


江戸の仇を長崎で──

ちゃうちゃう、時代劇ちゃう


忘れかたぎ ふるさと

かたぎ言うたら ヤクザちゃう

堅気や、一般人や


忘れ形見 ふるさと

急にしんみりすな まだ生きとる 追悼するには早すぎる

忘れがたきや


いかにいます 父母

つつがなしや 渋柿


渋いんか 性格か 味覚か


つつがなしやワルがき、ちゃう

クソがき、ちゃう

友がきや それでええんや


雨に風につけても

思いいずる ふるさと


いやもう 台風直撃やないか


こころざしを はたいて


はたいて…?

叩くんか 乾かすんか

もう好きにしてくれ


いつの日にか 帰らん

──もうエエわ


わたしも帰るワ 今すぐ帰るワ

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