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鳥獣戯詩  作者: 妻戸裕次


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第23話❄️寒い夜には鍋奉行❄️

寒い、寒いなぁ、寒いよ、寒おます、寒いがな、寒いネ。

……って、

なんの五段活用やねん!!


こんなときは奉行所へ届け出て、即・決裁。


今夜は――鍋や!!

拙者、鍋奉行。

異議は認めぬ。


さて、材料を買わなゴー。


エノキを手に取る。

エノキ言うたら、

母さん好きやったネ。

エノキの母? 薬か!!


アントニオも好きやったネ。

……みなまで言うな。

わかっとる、プロレスラーやろ(笑)


おっ、水菜や。

安ッ!せやけど、なんやしょげとるなぁ。シャキっとせんかい!


大丈夫、知ってるで。

お湯に10分、

水に10分。

ほら見てみ、人生も水菜も、ひと手間でシャキっとするんや。


アンタもやってみ?

シャキっとなりまっせ(笑)


次は菊菜。

……何にも聞くな!!

それ以上でも以下でもない。


とぉ~ふー、とぉ~ふー、とぉ~ふー。

……って、

豆腐売りか!!


あった!

マロニーちゃん。

春雨じゃ、濡れていこう!

……何のこっちゃ!!


白菜や。

おまえや。

ワシャ99まで鍋に入れたる。


長ネギ、

シメジは白鷺城に立ち……

(姫路か!!)


油揚げはどこや?

どこや?

……あらへんがな!!


油揚げは

キツネにとられた。


……もうエエわ(笑)

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