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01話 その人生好きですか?

人は、自分の人生がうまくいかないときとかに「あーあの頃に戻りたい!」とか「あのときああすれば良かったのにー!」という後悔が誰しも持っているものだと思う。


そんな後悔をするよりも、今という瞬間を自分らしく生きていきたい。昨日よりも今日、今日よりも明日。

といったように未来のことに目を向けた方が前向きに生きれるのではないか。


「――そう思いませんか?部長」

スーツ姿の30代の男が上司に話しかけている。

「いやいや何言い訳してんのおまえ!??何やら流暢に哲学的な話までしちゃってたけど気持ちいいのはお前だけだからね!?」

阪巻さかまきぃ、お前あれほど昨日のうちに契約取ってこいってって言ったよな?なんでお前は今月入ってまだ契約0件なんだよ!いい加減クビにするぞお前!」

ふぅ・・っと一息つき阪巻は言葉を返し始めた。


「部長、誠に申し訳ございません。この阪巻一さかまきはじめ必ず今月のノルマは達成致しますので・・・!。」

「全く、お前の言い訳は聞き飽きたわ。まぁお前はボクシングのスポーツ枠でうちの会社に入ったようなものだからな。将来は世界チャンピオンを狙えるほどの実力だったのに眼の怪我で引退に追い込まれたもんな。だが、今は社長のご厚意で会社においてもらっている状態だ。」

「それに甘えていてはいけないぞ。社会というのは、お金を頂くというのは結果を出してこそなんだ。

渡る世間は厳しいものなんだ、ピン子もびっくりだぞ。」


「はい・・・。肝に銘じておきます。・・・・(なんでこんなことしてるんだろう俺は)」

まだまだほんの触りの部分の話です・・・。


〜お読み頂き本当にありがとうございます!!〜


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