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驚き

想像以上

15歳の学力を持ったままの状態で9歳の杏菜あんなにおいて勉強面に関しては退屈と思えるくらい簡単。海外ならば飛び級制度があるものの、日本にはその制度がない。


退屈だろうがつまらないからといって授業中に抜け出すとか寝るとかそういう事はしない。それは杏菜あんなの性格として凡事徹底たから。中学受験をするから、高校受験をするから勉強をするわけではない。そう自分に言い聞かす。


1つ気になるのは運動能力は9歳のままなのか?それとも15歳の運動能力で9歳に戻ったのか気になる。それを確かめようとしていたものの、カレンダーを見ると春分の日が過ぎて修了式を終えていた。


修了式を終えて近くにある公園に行くとバスケットボールをやっている男の子たちがいて、その子たちに声をかけた。


「よかった杏菜あんなもまぜて〜」


そう言うと、いいよと混ざってバスケットボールをする。ドリブルをしながらバスケットゴールに吸い込まれるみたいにゴールを決める。


ナイスシュート。そう言ってハイタッチする。続けてやると相手をフェイントしてスリーポイントシュートを決める。その時、嬉しかったが正直これで15歳の運動能力のまま9歳に戻ったのか?それとも9歳のままなのか正直確信を持てずにいる。


そのまま春休みになる。春休みの宿題はあるとはいえどずっと家にいるのもなと感じていた。午前中は図書館で春休みの宿題をして、終わったら本を読む。12時になったら家に帰ってお昼ご飯を食べてから夕方頃まで公園に行って誰かと遊ぶ。自分で決めたルーティーンを遂行する。


15歳の杏菜あんなに向けての日記の綴るのも忘れない。本を読んでいると15歳の学力のままの杏菜あんなからすれば児童文学書ならある程度読める気がする。だが、コテコテの小説となるとまた話は別。今の自分がどこまで出来るのか試す。


文豪の芥川あくたがわ龍之介りゅうのすけの羅生門であったり、宮沢みやざわ賢治けんじの注文の多い料理店などをとりあえず読んでみる。だが、難しすぎて全く分からない。


文豪は難しすぎて読めないから最近の小説家のものから読んで読めない漢字、分からない漢字をメモをして家に帰って調べようと決めた。


家に帰ってお昼ご飯を食べて外に出て公園に向かう。今日は何して遊ぼうかなと家を出る。


ドッジボールやサッカーをしていても男の子とやっていても速いボールにも逃げることなく向かえている。15歳の運動能力を引き継いでいるのかなと薄々感じてきた。


言い方は悪いが相手が小学生だからなのか分からないが、これなら体育でも悪い成績を取ることはないだろうと感じていた。


4年生に進級したら運動部なり、文化部なりどこかの部活に所属しなくてはならないがどうしようかなと悩みの1つがまた増えた。

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