タンバ国 ニュースステーション
「みんな聞いてくれ。起業計画を作成したぞ。」
「どんな計画だ。」
「では、えへん。こんな計画だ。
ーータンバ国のみなさん おはようございます。今日から、タンバ国のニュースステーションがスタートします。私たちは、科学技術大学卒業の5名です。今日から、タンバ国のニュース中心にお伝えして行きます。
さて、ニュースの中心は、みなさんの投稿動画は中心です。どんな動画でも構いません。どんどん撮影して投稿してください。1投稿あたり、0.001タンバビットコインを支給します。選考して良い動画には、それ相当のお支払いをします。また、詩、歌、小説などの文芸作品の投稿も可能です。同様に、0.001 タンバビットコインを差し上げます。ーー
「おいおい、こんな計画が、通るかな?」
「まあ、やってみようぜ。とにかく、タンバ国には、テレビも、ラジオもない。新聞もないあるのは、スマホだけなんだ。それを活用する以外にないだろう。」
「科学技術大学学長 ロジャー様。私たち5名は、以下のような企画を提案します。承認をお願いします。大規模サーバーが必要ですので、事業が順調にいくまで、科学技術大学のサーバーの一部をお借りできるといいのですが。」
「では、5名の皆さん、3ヶ月間のテスト期間を与えます。それで、成功すれば、あなた達の会社とサーバーを大学が準備します。では、やってみてください。」
「やったー われわれが、第1号だ。絶対成功させるぞ。」
ーー
「ロジャー、彼らは大丈夫でしょうか」
「アレックス、心配ない。数ヶ月前まで、算数も、物理も、コンピュータもわからなかったかれらが、自力で、ここまできたんだ。ガッツがあるじゃないか。きっと、何かを成し遂げるさ。」
「そうですね。自力でなんとかできると思います。」




