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タンバ国の教育方針についてお知らせします。

「タンバ国の皆さん。ロハハ大統領より、ロジャーが財務大臣と教育大臣の兼任を任命されたので、知らせします。では、ロジャーより、タンバ国の教育方針をお伝えします。」

「ロジャーです。これより、教育方針をお伝えします。今までの内戦により、学校や県、市の行政施設が崩壊してしまいました。まずは行政機関の復興を優先します、そのため、学校の再建は難しい状況です。そこで、新しい方針をお知らせします。」

「(1)教育は自由参加で、義務教育という概念はありません。」

「(2)基本的に、学校というのは、廃止します。ただし、勉強したい人には、個別対応をしますので、心配しないで、ください。」

「(3)勉強したい人のためにEduc2036というタブレットを配布しますので、受け取ってください。」

「(4)教育は、タブレットを通じて、30000項目に挑戦してください。そこには、100レベル300項目の設定がされていますので、挑戦してください。30000項目の課題を挑戦して修了すると、それぞれに修了資格を与えます。全てに項目の最終問題はレポートになっていますので、各自のレポートが公開されます。 どの項目をどのような順序で挑戦しても問題はありません。」

「(5)タブレットには、インターネット設定がされているので。その情報を自由に活用して問題ありません。課題に挑戦する場合は、インターネットを自由に活用してください。良いアイデアガあった場合は、教育省にメールしてください。良い回答方法には、ポイントを差し上げます。」

「(6)問題をどのように解くのか、考えたらいいのか、わからない場合や、詳しい説明が欲しい場合は、そのことを、サーバーに登録してください。内容によっては、先生が、出張したり、近くの行政機関に臨時の学校を開設します。複数人による申込みも可能です。」

「(7)より高度の教育を希望する場合は、自分の教育計画を作成して、教育省に申し込んでください。個人の教育を成就するように支援します。例えば、タンバ国の大統領になりたいので、このような教育を受けたいと思います、そのためには、このような順序で教育を受けたいと希望するした場合、教育省は、可能な限り支援します。必要なら、高校、大学を新設することも可能です。」

「(8)就職したい場合は、100レベル300項目の修了資格を明記して、就職に活用できますので。活用してください。」

「(9)オリンピック参加希望や、ノーベル賞取得したい、学者になりたい、特許を取りたいなど、長期の訓練、研究が必要な場合は、申請してください。可能な限り支援します。毎年、計画書を提出してください。毎月、順調に成果が出ているのか、チェックしながら、支援します。どのようにしたら良いのか、自分で計画してください、計画が十分でないと判断された場合は、受理されない場合もあります。海外の先生を希望する場合も、十分な理由は説明ある場合は、可能な限り対応しますので、申請してください。」

「(10)教育に関する費用は、原則無料です。自分の人生は、自分でよく考えて、自らの人生を切り開いてください。」


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「ロジャー、こんな方法で、教育がうまくいくだろうか」

「ロハハ大統領、心配いりません。大丈夫ですよ。」

「そうかな。あまりにも斬新すぎて、心配です。」

「ロハハ大統領、ポケモンGO のレベルはいくつですか?」

「あれ、ロジャー、私が,ポケモンGO をしているのを話したかな」

「話してはいませんが、昼休みや休憩時間の様子を見ていれば、わかります。」

「レベル20だ。」

「あまり、強いレベルではありませんね。多忙なので、仕方ありません。しかし、ロハハ大統領、あなたに、ポケモンGO の使い方を教えた人はいましたか。いませんよね」

「ちょっとした情報交換をしたり、ネットで調べたりしたが、誰も、わしに、使い方を教えたものはいない」

「そうなんですよ、誰もポケモンGO で遊ぶために学校に行ったり、習ったりしないのに、名人になったり、レベル35、39という強者が出てくるんです。しかも、全世界で、なん億人が、今も遊んでいるんです。」

「ですから、勉強するのに、学校なんて必要ないんです。もちろん、100年前、30年なら、必要だったと思いますよ。しかし、今は、いらないんです。むしろ、本人の好きなことを好きなだけやらせればいい。そして、自分の知っていることは、30000項目の、一部分であることがわかればいいんだと思います。知りたいことは、必要になった時にいつでも、勉強すればいいんです。」

「そうかね」

「10年後には、タンバ国は世界有数の教育国家になりますよ。」












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