あとがき
以上をもちまして、「Future」完結でございます。
今回の番外……ついつい完結マークをつけ忘れてしまうこの作品、そのまま完結マークをつければ良いんですが、それじゃなんだか味気ないと、なんか小ネタがないもんかと堀っくり返してでてきたのが……(my preciоusの)龍也でした。
第一、よくよく考えてみれば、秀一郎って、「Parallel」と「my preciоus」では両親とも違うんですよね。同じ性格になるはずがない。孫ともなれば言わずもがなです。
ただ、こいつにスポットをあてることで、あのお月様の話が未来ではなく、龍也主導だったと気づきました。未来はただの語り部、創作できるようなタイプじゃございません。
こんな風にたすくの頭の中には双方のキャラがちゃんと生きています。というか、たすく自身が三人目の未来になって、双方の夢を見ていたような気がします。
あ、それから入れようとしてどうしても入れられなかったのはテオくんのその後。
地元の女性と結婚して、家業を継いでますので、ご心配なく。
では、この辺で、「Parallel」からの長い長いお話を終わることにしましょう。
皆様、お粗末さまでございました。また何かの作品でお会いできましたら幸いです。