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サクラのキセツ 陽  作者: 斎藤桜
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考え

 林太は物凄く使い物にならない。あれだったら本物の豚の方が食えるだけ役に立つと思う。

 

 あんなやつに、果たして深雪の価値が分かるのだろうか。


 そのうえ酷く臆病な性格だ。だから戦争を好まない。いや別に、それ自体は悪いことじゃないんだけど……。

 いざというときにすら、動くことの出来ない奴だ。



 楓雅は優秀だ。それは認めよう。


 だがあいつに、豚の説得なんて出来るだろうか。


 豚は絶対に自分の意見を曲げない。つまりあいつの意見に反対すれば、殺されることもあるくらいだ。

 臆病なくせに、変なところで頑固な奴だから。


 確かに楓雅は豚にも大切にされている。

 しかし、豚は楓雅の価値も理解出来ていないのかもしれない。


 強くて役に立つ人。これくらいにしか思っていないのかもしれない。


 賢い楓雅はそれを知っている。

 彼は自分が林太にとってどれだけの存在なのかが分かっている。

 

   だから深雪の力を目当てに、戦は始まらないだろう。

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