補給艦"しこつ"型
補給艦"しこつ"型(2隻)
基準排水量:16,800t
満載排水量:31,120t
全長:229m
全幅:31.0m
吃水:8.5m
機関:ガスタービン2基/ディーゼル2基2軸
速力:24kt
兵装:91式25mm多銃身機関砲2基
搭載機:飛行甲板と格納庫あり
乗員:150名/航空要員:12名
積載量
艦艇燃料:8,200t/航空燃料:1900t
機械油:130t/ボイラー用水:80t
補修部品:1,100t/弾薬:1,300t
真水:90t/糧食:300t/消耗品:150t
姉妹艦:「しこつ」「こじま」
現在最新の補給艦。
2世代前の補給艦の代替えとして、既に2隻就役していた前級を追加建造する予定だっが、大型艦の増備からより搭載量の多い補給艦が必要となり、拡大型として本型が建造された。
前級(基準:13,500t、満載:25,000t)と比較して、本型は基準:16,800t、満載:30,570tと非常に搭載量を増大していものの、24ノットの高速力は維持している。
前級では後日装備とされたCIWSは新造時から搭載されている。
全長および全幅は229m/31mで前級よりムッチ…安定性の増した艦型になった。
艦首は球状艦首が採用され、バウスラスターを備えている。
船型は補給物資搭載スペースの確保と速力向上を両立するため、水線上を広くとる一方抵抗軽減を意図し水線部を絞り込んだ形状となり、両舷には顕著なナックルが設けてある。艦橋前には必要に応じて40フィートコンテナを搭載できるスペースが設けてある。
洋上補給ステーションは6箇所あり、モノポール型を採用。中央の2つがドライカーゴ用、前後の4つが液体用であり、艦首よりの2つは主燃料、艦橋よりの2つは主燃料、航空燃料、真水用である。
航空補給設備として、飛行甲板に連続して、格納庫兼物資一時集積所が配置されており、甲板格納庫共に現在保有しているあらゆるヘリコプターを運用できる。
医療設備も前級同様軍内でもっとも高度なものを備えている。
収容数も大型化に伴い増加し病院船としての昨日もさらに充実している。