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26、十一次元人

 三次元の人であるフダラクは二次元人を捕まえては、いじめて遊んでいた。二次元人は細長いだけの狭い視野しか持っていないやつらで、捕まえるのは簡単だった。フダラクは二次元人狩りをして楽しんだ。

 しかし、そんな三次元人のフダラクも罰を受ける時がきた。四次元人が三次元人狩りを始め、フダラクを捕まえてしまったのだ。フダラクは三次元に接触する四次元人の痕跡を追って抵抗しようとしたが、そのフダラクを絶望させるできごとが起こった。

 五次元人の介入である。五次元人は四次元人も三次元人もまとめて捕まえ、狩りたてた。五次元人に、三次元人であるフダラクは抵抗のしようもなかった。

 だが、そこへ、六次元人が下位次元界を守るために介入してきた。六次元人たちによって、三次元人のフダラクも助けられたのだった。もはや、何が起きているのかフダラクにはわからなかった。

 しかし、ことはそう簡単に治まらなかった。六次元人より強い九次元人の登場である。九次元人は乱暴で暴れまわり、六次元人をやっつけ、再び、フダラクたちを狩りたてたのだった。

 それでも、事態はまだまだ複雑である。九次元人より強力な十一次元人が存在するからだった。十一次元人は、何気無しに九次元人を打ち払い、あとは何も気づかないふりをしていた。十一次元人は下位次元人に無関心であった。おかげで、三次元人のフダラクは助かった。フダラクは十一次元人に感謝した。

 ところで、十一次元人とは我々のことである。我々の宇宙は十一次元でできているのだ。


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