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{完結済み}名を知らないものへ捧げる爆裂の鎮魂歌  作者: 猫こんた


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94話 やな気持ち

ダンジョンの中を進んで行く途中、子供のサキュバスが私たちを襲ってきたがその都度返り討ちにしていった。

「ここの中は本当にきれいだな」

「血が一滴も地面に付いていない、そうとう綺麗好きな人が管理しているようだな」

「そうだけどさ……まさか吸血鬼じゃないよね」

「血を一滴まで吸う吸血鬼は恐ろしそうだね」

「いやマリーの事吸血鬼って思ってないだろ」

「え?あいつ吸血鬼なん?」

「一応吸血鬼、だけどなぜか日の光がだいじょうぶになった」

「意味が解らん……」

そして地下に続く階段が見えた。

「あれって地下行きの階段よね」

「そうだな、道なりに進んで行けばいいのかな」

私たちは薄暗い階段に入ろうとした、だがその階段はただの見せ掛けだった。

「痛ってぇ」

一同は思いっきりデコを強打した。

「なんでこんなものがあるんだよ……」

「なら本当の階段はどこかにあるはず、探してみよう」

私たちはダンジョン中を走り回り階段を探した。だが階段があった場所は最初の場所だった。

「なんでこんなわかりやすい所にあるのに気が付かなかったんだ?」

「分からん」

地下に行くにつれて肌寒い温度だったがどんどんと温かくなってきた。

「これってもうボスのドアじゃない?」

「そうだね……と言うか最初の場所に階段を作った理由って帰るとき楽だからなのか?」

「怠惰な吸血鬼だなぁ」

私たちはドアを開けた、すると暖房をガンガンにかけてすんやりと眠っている吸血鬼が居た。

「……これって吸血鬼?」

「私が聞きたい」

そして私たちはこの光景を数分見ることになる。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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