93話 豪華な屋敷の内装
プルギダンジョンに向かっている途中、私たちはこう思っていた。
(あれ、馬車の方が楽じゃないか?)
「どうして馬車に乗らないの?」
「どこで馬車を借りれたのよ」
「門の近くに馬車小屋があったのに」
そして徒歩で10分、良い運動が出来る距離のほどにプルギダンジョンがあった。
「これだよね……」
「そうだけど……ここは初心者冒険者が行く場所だぞ?」
「初心者冒険者が入る場所こそ危険度が高いと思う、それがこの札だと思う」
「確かにこれ初心者が持っていい物じゃないね、って何か嫌な空気がしてるんだよね……」
「どうしたの?グラフェ」
「いや……杞憂じゃなければいいんだけどさ……私の持ってる札と一緒だよね」
グラフェは胸元から札を出した、もらった札を見比べるとどうやら同じらしい。
「グラフェはどうしてここの札を?」
「私も知らないんだ、どうして持ってるのかと」
「でもここで話してても何も進まないし入ろうよ」
「そうだな……行ってみるか」
私たちは祭壇に札を捧げ、そしてダンジョンに移動し始めた。
「あたりがまぶしくなるなぁ」
そしてたどり着いた場所は窓があり周りが赤っぽい雰囲気の建物の中に飛ばされた。
「あれぇ?どこかで見た光景だなぁ~」
グラフェは何やら既視感があるようだ。
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