82話 ペンタグラム使いはひかれ合う
マグネは見知った国のように道をずんずんと進んで行った。
「ねぇ、私この道知らないからちょっと!?」
「ごめん、ルンダはここの国初めてなんだよね、私も初めてだ」
「なんでずんずんと進んで行けるの?」
「そりゃ……勘」
そして私はマグネについて行くのに夢中になっていた。
「やぁ、元気だったか?」
「誰かと思えばマグネか、どうした、あの石の不調か?」
「いいや、本格的にあなたの力が必要になったんだ」
「……もうすでにあいつらが動き出しているのか?」
「ああ、もう決着まであと少しだと思う、それで奴らの本拠地を探るために力が必要だ」
「そうか……ならついて行こう、だが何処に行くんだ?」
「空飛ぶ船!」
「空飛ぶ船……ハァ?」
知り合いの人は空飛ぶ船に驚いていた。
「そんなものがあるんだなぁ……」
「アリって飛行船見てなかったのかぁ」
知り合いの人の名前はアリっていう人らしい、さらっと言うじゃん。
「そうなんだよね……どういう原理で浮いてるんだ?」
「魔力で浮かせてるんだよね、それでどうするの?」
「そりゃあいつらを止めないといけないんだ、だから乗るよ」
「なら私の部屋に案内するよ」
そう言ってマグネはアリを自室に連れて行った。
「……狭いんだけどさ」
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