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{完結済み}名を知らないものへ捧げる爆裂の鎮魂歌  作者: 猫こんた


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65話 高エネルギー

エマさんがあの太陽を見てこう言った。

「ありゃ太陽じゃなく高エネルギーの塊だね」

「高エネルギー……?」

「ああ、魔力と似たパワーだけどこんなとはね……」

エマさんは太陽を見てそう呟いていた。

「でもなぁ……なんか変な感じがするんだよなぁ」

「どうして?」

「だってさ、これぐらいのエネルギーを貯めて放出するのって生きてる人たちは出来ないもの、だから私はこう思ってる。誰かのペンタグラムと」

「こんなペンタグラムあってたまるか!?」

「いやなんでもペンタグラムのせいにすればなんとかなるんだよ」

だがこんな暑さで外に数十分いたら確実に干からびてしまうだろう。

「万事休すかなぁ」

エマさんはそう声を出すとイコルが外に向かって糸を吐き出した。

「どうしたの?」

「この近くにペンタグラム使ってるやついるんでしょ?なら探さなきゃ」

するとイコルは指をさした。

「あっちの方向に一人いるね」

「北を0時と例えたら何時方向?」

「うーん、6時方向」

「なら来た道か……でもどうやって攻撃をしようか」

「磁力で遠隔攻撃をしたらどう?」

「それだ、なら磁力を操る子を連れてきて」

そして私は船の中を歩き、磁力の子を探した。

「いたいた、ちょっとこっちに来てもらえる?」

「どうしたんさ」

「くつろいでるじゃないか」

「くつろいでて何が悪いんだ?」

「まぁまぁいいからこっちに来てよ」

そして無理やり磁力の子を連れてきて鉄のスクラップを中心に鉄板やらいっぱいくっつけた。

「これで来た方向に向かって発射して」

「分かった……」

すると太陽が消え、月が見えた。

「おっ、これで外に出れるか……」

私たちは船の後ろを見た、すると鉄のスクラップに潰された馬車があった。

「馬は無事のようだね」

おそらくあの馬車の中に太陽を作り出していた人が居たのかもしれない。そして私たちは船を再度動かして別の国に向かった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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