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{完結済み}名を知らないものへ捧げる爆裂の鎮魂歌  作者: 猫こんた


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35話 とけてる魔王

私たちは魔王城の部屋の中にある魔王の間に入って行った。

「マオ~いるかい?」

魔王が据わっているだろうである席に魔王がいた、だがなぜか異様に頼りない雰囲気が漂っているのはどうしてなんだ!?

「ん、どした?」

「ただ顔を見たいだけ」

「見慣れない顔があるけど、どうした?」

「転生者だよ」

「そうか、それでどこから来たんだ?」

「イチカから来た世界から、だけどこの島の外から来たらしいんだ」

「この島の外……?」

「ああ、一応この島の外にも大陸があるらしいんだ」

「へぇ……気になるね」

「そっか、それでこの子は大陸から来た子なの?」

「子供たちが拾って来たって言ってたからね、恐らく漂流してたんだろうって」

「そうか……外にも大陸があるのか」

「じゃ、ルンダ、帰ろっか」

「うん、じゃね」

「ばいばい、転生者くん」

そして私はマリーさんに抱きかかえられ、そのまま窓から帰っていった。

「また窓から帰っていったよ、修理費高いんだから……エマに修理たのも」

そして私はマリーさんにエマさんの場所に降ろしてと言った。

「魔力タンクを受け取りに行くの?」

「そうだね、じゃ、ここで降ろしてもらっても構わないよ」

「でも高さが……」

「大丈夫、ほら、フリーフォーオール!」

私はマリーさんに降ろしてもらい、私はそのまま自由飛行でエマさんの工房に向かった。

「フリーフォーオールじゃなくフリーフォールじゃないの?」

そういうツッコミが聞こえてきたが、気にせずに自由飛行を続け、エマさんの工房の前に着陸した。

「さてと、もう魔力タンクできてるかー?」

「この声はルンダか、とっくの昔にできてるよ、この部品がたまたまあったから数時間で組み立てれたよ」

そして私にタンクを渡してきた。

「これに空気から魔力を収集するモジュールと魔力を圧縮するモジュールが入ってるからね、安心して使えるよ」

「ありがとうね」

「どういたしまして」

そしてハッチは私の影を追ってきていたのか目の前に現れた。

「それはなに?」

「魔力タンクって言うんだよ」

「へぇ……そうなんだね」

そして私は宿泊場所に戻っていった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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