ep14 人類の夢!
この物語は全てフィクションであり、実在する人物、事件とは一切関係ありません。
「ロボって、夢あるよな」
もちろん夢である。
世界のためにやめていただきたい。
「よし!」
やめろ。
「作ろう!」
ダメだ。
本人の目が本気である。
◇
神速移動。
山脈最深部。
「確かこの辺にオリハルコンあったよな」
ガサガサ。
「おっ」
オリハルコン発見。
王国国家予算百年分。
主人公。
「拾った」
感覚が違う。
◇
海底。
「アダマンタイトあったな」
「おっ」
発見。
神代の秘金属。
主人公。
「ラッキー」
そのへんの流木と同じ扱い。
◇
王都。
賢者。
突然青ざめる。
「大変です!!」
勇者。
「ああ」
慣れている。
「今度は何です?」
賢者。
震え声。
「オリハルコン鉱脈が消えました」
勇者。
「ああ」
納得。
「彼ですね」
◇
主人公。
素材を積み上げる。
オリハルコン。
アダマンタイト。
星核。
浮遊核。
神代エンジン。
全部乗せ。
「ふむ」
腕組み。
「ロマンが足りないな」
まだ足りないらしい。
◇
そして三日後。
空が割れた。
世界が震えた。
雲を突き抜ける巨影。
全高三千メートル。
飛行島よりデカい。
王都。
全員絶句。
「な、なんだあれ!?」
勇者。
頭を抱える。
「……」
「今度は何を作ったんですかね」
賢者。
涙目。
「巨大人型魔導兵器です」
◇
飛行島。
主人公。
操縦席。
目キラキラ。
三十八歳。
「おおおおおお!!!!」
精神年齢八歳。
「動いたぁぁぁぁぁ!!」
感動。
「ロボだ!!」
「ロボだぞ!!」
感動ポイントがおかしい。
◇
創造神。
時空神。
精霊王。
会議。
創造神。
「言ったよな?」
時空神。
「言いましたね」
精霊王。
「絶対言った」
全員。
「暇にさせるな」
結論。
この世界、
魔王が復活しても被害は局地的。
邪龍が来ても被害は局地的。
でも。
**主人公が暇になると宇宙・時間・神・ロボに興味を持つ。**
世界最大の脅威は、
魔王ではなく、
**暇を持て余した休日おじさん。**
である。
お読み頂き、ありがとうございます。




