表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

39/39

町の景観

申し訳ありません、久々の投降です。

 ノアとレオンは、それぞれ椅子に座わらされ、胴体をロープで縛られた。

 何故がどういう訳か、手は縛ることなく自由に出来る。

 ・・・意味がないのでは?

と、感じていた。

 「そろそろ、報告に入ってくださいね・・・さもないと。」

 サヴェリオが、ニッコリ笑顔でノアとレオンに言う。

 2人の顔は血の気がなくなったように見受けられる。

 「ふぁ~」

と、いきなりノアが大きな欠伸をした。

 すると、俺の隣に座っているティアーナの体の震えが止まる。

 「ルクレーシャ王女と、ハリエット王女は、ジュライ街道を使い馬車で聖国入りをしました。」

 ノアは、人が変わったように真面目に答える。


”クシャクシャ カリカリ スー”

と、今度はレオンが片手で頭を掻きだし、最後は前髪をかき上げる。

 レオンもまた、人が変わったように目つきが真面目な者となった。

 「ノアと俺らたちで、消去されそうな町を3つ、魔術を使い守らせて頂きました。」

 「パーモスの町が襲われてたのだが・・・・。」

 サヴェリオが、恐ろしい目つきで、2人をたき付けているであろう後ろ姿があった。

 「待ってください。それは聖国の町で、マーセラ国の町には、被害は出ておりません!」

 ノアがいい訳のするように訴えた。

 「それに、3つの町を守っただけでも大変だったのですよ。聖国まで力が回りません・・・俺ら干からびてしまいます。」

 レオンもノアに続けて訴えてきた。

 「干からびた事がないのに、憶測で自分の能力を引き出さず、町が一つ破壊されました。」

 2人の顔が、化け物を見る顔となっている。

 「干からびもしてない2人を見るのは、どうも気に障りますね・・・。」

 サヴェリオが指の骨を鳴らすように手を合わせる。

 「どうしてくれましょうか・・・。」

 ノアとレオンに近づくサヴェリオ。

 サヴェリオが近づくにつれて、恐怖が大きくなっていき、声なき声を叫んでいるように見えた。

 「干からびるなんて当然のような働きをしてくれますか?」

 ”コクコクコク”

 2人が、頭を上下に何度も振った。

 すると、サヴェリオがニッコリ笑顔で振り向く。

 「確固たる協力を得られました。しっかりと働いて貰いましょう。」

 こうして、元々、協力してくれるはずの2人だったが、こき使ってください並みの協力を得る事になった・・・と、思われる。

 本当にこのサヴェリオという男は、ノアとレオンに何をしたのだろうか?


 それよりも・・・・。

 「疑問に思ったことを聞きたい。」

 俺が言うと、何でしょうかと皆が見て来た。

 「どうして、マーセラ国のルクレーシャと、ハリエットの名前が出て来るのか?」

 俺の一言に、目大きく見開きすぐに暗い顔をする者がたくさんいた。

 「マーセラ国の2人の王女は、寂れた町を嫌い、自国の町を何か所か消去しています。」

 ブルースがこちらを見ながら説明してくれた。

 「そんな、一国の王女が、それも2人して、そのような事を・・・。」

 俺は、信じられない衝撃から口に出して訴えた。

 「2人にとって、整備が行き届いた町以外は、町として認めていないのです。」

 ノアが答えてくれた。

 「農家が盛んな町ですら、国民が住んでいる家が、古く寂れていると感じれば、消去の対象となっていました。」

 レオンも訴えるように言う。

 ルクレーシャとハリエットにとって、マーセラ国の町として許せるのが、いろんな設備が整い、近代的な町で、のどかな風景が一望できる町は町として認められず消し去り、マーセラ国に近代的な町しかない状態に持って行きたいと目標を掲げていると説明をしてくれた。


 「パーモスの町を襲ったのが、間違えなくルクレーシャ王女とハリエット王女である証拠を探さないとなりませんね。」

 ティアーナがやっと、話しに参加した。

 だが、その内容はショックとしか言えない内容であった。 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ