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あらすじ
過去に三度もの婚約破棄を受けているミッシェル=フランターレは、弟のメイガスを嫁に欲しいと申し出る雷帝に暴言を吐かれた。その時に雷帝が10年前に会った少女とメイガスを勘違いしているらしいと知ったミッシェルは、彼にメイガスに渡航歴はないと知らせる。少女がメイガスではなかったことを知った雷帝は一度は国に帰ったものの、自国で入国歴を調べた結果、その少女がミッシェルであったことが判明すると今度は彼女に告白をする。初対面で暴言ばかり吐く雷帝への好感度はないに等しい状態だったが、彼からの気遣うような手紙と贈り物に次第にミッシェルは心惹かれていく。けれどある日手紙で雷帝には想い人がいると知る。それでも彼からプロポーズをされたミッシェルは好きな男の元に嫁げるならばと承諾する。クロスカントラーに嫁いでから特に進展のない2人にやきもきした第二王子、サルファドールによって用意された話合の場で、シェトラッドの想い人はミッシェルだと判明した。




