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昼食

授業が進んでいき昼食の時間


月森さんの周りには人だかりが出来ていた。

「月森さんなんか部活とかやってた?」

「帰宅部だった!何か面白い部活あるかな?」

「うちは文化系も盛んだから合うのあるかも!」

「彼氏とかいる?」

「そんなだから彼女いないのよ」

と彼女を取り囲んでの質問攻め


やり取りを横目に委員長の佐藤と売店に向かう。

「この時期に転校生はワクワクさせてくれるよね〜」

「どんな子なんだろうね」

と他クラスからの野次馬を避けつつ、売店へ向かう


「杉浦は話しかけなくてよかったのか?」

「話しかけなくてもよくね」

「なんで?」

「どうせ個人情報なんて、他のやつから流れてるくるし」

「確かに」

佐藤と買ってきた戦利品をクラスに持ち帰る。


机に並べたパン3つをどの順番で食べるか考えている。背後から手が伸びてきた。腹へり竹内だ。

「杉浦お恵みください。」

「いいけど200円な」

「150円だろ?まけてよ〜」

「売店は戦場なんだよ」佐藤が援護射撃

俺の左後ろ、竹内の机で食べていた田中が

「甘いものが欲しいよね」

「弁当は食べたんだけど、朝練がキツイのよ」

半分ちぎって袋ごと、竹内に渡す。

「貸し1。返済お待ちしてます」

「ラッキー!何か良いことあった?そーいえば朝なんか言いかけてなかった?」

「忘れた」

駐輪場に落ちてた猫のマスコットが脳裏をよぎる。


田中がかけているメガネを上げながら

「遅刻が関係ありそうね」


勘がいいやつ。表情に出てたか?

竹内がメロンパンを頬張りながら

「わふれたならまたきかへてよ」

田中が呆れ顔で「口に入ってる時に喋らない」と弁当を片付けだした。

佐藤は目の前で、焼きそばパンを食べながら

「遅刻二日目だからなぁ。凹んだんだろ」 こいつは、何も分かってない。

中学から何を見てきたんだ。焼きそばこぼれてるぞ。



このメンバーになら話しても良かったかな。

そんな事を思いながら、昼食を終えた。





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